「聲の形 作者」と検索すると「死亡」というキーワードが出てきて、さらに不安になったかもしれません。
実は、この噂には意外な真相があるのです。
本記事では、「聲の形」の作者死亡説の真相と、噂が広まった理由を詳しく解説します。
さらに、作者の大今良時先生の現在の活躍についても紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
聲の形のあらすじや最後にどうなるのか、気になる方はこちら
【聲の形】作者死亡の真相
作者の大今良時さんが死亡したという噂は、完全な誤りです。
大今さんは現在も元気に活動を続けており、新作漫画の連載や、アニメ化など精力的に創作活動に取り組んでいます。
では、一体なぜこのような噂が広まったのでしょうか。
その理由について、詳しく見ていきましょう。
【聲の形】作者死亡の噂はどこから来た?
「聲の形」の作者死亡の噂の出所について、以下の点から詳しく見ていきましょう。
- 関連キーワードで出てくる
- 京アニの放火事件との関連
関連キーワードで出てくる
「聲の形」の作者死亡の噂は、検索エンジンの関連キーワードから広がったようです。多くの人が「聲の形 作者」と検索すると、なぜか関連キーワードに「死亡」が表示されることがありました。これは検索エンジンのアルゴリズムが過去の検索履歴や関連性を基に自動生成するものです。
しかし、この「死亡」というキーワードは実際の事実とは異なっていました。関連キーワードは必ずしも正確な情報を反映するものではないのです。むしろ、人々の関心や噂を反映している場合もあります。
誤った情報が検索結果に表示されることで、さらに噂が広がってしまったと考えられます。
検索結果を鵜呑みにせず、公式情報を確認することが大切ですね。
京アニの放火事件との関連
「聲の形」の作者死亡の噂は、2019年に起きた京都アニメーション放火事件とも関連しています。
この痛ましい事件では、多くのアニメーター・クリエイターが犠牲となりました。
「聲の形」のアニメ映画制作に携わった方々も、京都アニメーションに所属していたため、混同が起きたのです。
特に、映画のキャラクターデザインを担当した西屋太志さんが事件で亡くなったことが、噂の一因となりました。西屋さんの才能と貢献は、「聲の形」の成功に大きな役割を果たしていました。彼の繊細で表現力豊かなデザインは、原作の世界観を見事に映像化し、多くのファンを魅了したのです。
西屋さんの突然の訃報は、アニメファンに大きな衝撃を与えました。そのため、「聲の形」に関わった重要な人物の死去という事実が、作者の大今良時さんと混同されてしまったのかもしれません。
- 『日常』(キャラクターデザイン)
- 『氷菓』(キャラクター原案・デザイン)
- 『Free!』シリーズ(キャラクターデザイン)
- 『映画 聲の形』(キャラクターデザイン)
- 『リズと青い鳥』(キャラクターデザイン)
- 『涼宮ハルヒの憂鬱』(作画監督)
- 『けいおん!!』(作画監督)
- 『CLANNAD』(作画監督)
- 『たまこまーけっと』(作画監督)
- 『響け!ユーフォニアム』(作画監督)
- 『小林さんちのメイドラゴン』(作画監督)
- 『にょろーんちゅるやさん』(キャラクターデザイン)
- 『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』(キャラクターデザイン)
御冥福をお祈りします。
私個人的には、CLANNADが、日本一好きでした。CLANNADは人生
【聲の形】作者の現在の活躍は?
「聲の形」の作者、大今良時さんの活躍について、以下の点から詳しく見ていきましょう。
- 2014年にはコミックナタリー大賞を受賞
- 第19回手塚治虫文化賞新生賞も受賞
- 不滅のあなたへを執筆中
2014年にはコミックナタリー大賞を受賞
引用:コミックナタリー
2014年、大今良時さんは「聲の形」でコミックナタリー大賞を受賞しました。この賞は、その年に最も注目を集めた漫画作品に贈られる権威ある賞で、大今さんの才能が業界で高く評価されたことを示しています。
コミックナタリー大賞は、読者投票と専門家の審査を経て決定されるため、作品の人気と質の両面が認められたと言えるでしょう。「聲の形」は、障害を持つ少女と彼女をいじめた少年の成長を描いた作品で、その深いテーマ性と繊細な描写が高く評価されました。
この受賞は、大今さんのキャリアにとって大きな転機となり、さらなる創作活動への励みとなったのです。若手作家にとって、このような賞の受賞は大きな自信につながります。
第19回手塚治虫文化賞新生賞も受賞
引用:朝日新聞
大今良時さんの才能は、手塚治虫文化賞新生賞の受賞でさらに認められました。この賞は、漫画界の巨匠・手塚治虫の名を冠した非常に権威ある賞で、新しい才能の発掘と育成を目的としています。
「聲の形」は、いじめや障害、コミュニケーションの難しさなど、現代社会の重要なテーマを深く掘り下げた作品です。審査員からは、その繊細な描写と深い洞察が高く評価されました。
この受賞により、大今さんは日本を代表する漫画家の一人として、その地位を確立しました。手塚治虫文化賞の受賞は、彼の作品が単なるエンターテインメントを超えて、社会に影響を与える力を持っていることを示しているのです。
ここまで大活躍の作者ですが、一方で【聲の形がひどい】という声も上がっていることも事実です。気になる方は以下の記事を参考にしてみてください。
>> 【聲の形】ひどいといわれる7つの理由とは?胸糞・不快と思う人へ!伝えたいことはなんだったの?
不滅のあなたへを執筆中
現在、大今良時さんは「不滅のあなたへ」という新作漫画を執筆中です。この作品は、形を変える不思議な生き物「フシ」の成長と冒険を描いた壮大なファンタジー作品で、多くの読者を魅了しています。
「不滅のあなたへ」は、2016年から週刊少年マガジンで連載が始まり、現在も続いています。この作品は、「聲の形」とは全く異なるジャンルですが、大今さんの繊細な描写力と深いストーリー展開は健在です。
2021年にはアニメ化もされ、さらに多くのファンを獲得しました。大今さんは、この作品を通じて、生命の本質や人間の成長について深く考察しており、読者に新たな視点を提供し続けています。
「不滅のあなたへ」の執筆を通じて、大今さんは漫画家としてさらなる進化を遂げており、今後の展開が非常に楽しみですね。
まとめ|【聲の形】作者の死亡デマと現在の活躍
項目 | 内容 |
---|---|
作者死亡の噂 | デマであり、事実ではない |
デマの原因 | 関連キーワードの検索結果、京アニ放火事件との混同 |
作者の現状 | 健在で活躍中 |
主な受賞歴 | コミックナタリー大賞(2014年)、手塚治虫文化賞新生賞 |
現在の活動 | 「不滅のあなたへ」を執筆中 |
【聲の形】の作者死亡という噂は、完全な誤報であることが分かりました。
この噂は、関連キーワードの検索結果や京都アニメーション放火事件との混同から生まれたものと考えられます。
実際には、作者は今も元気に活動を続けています。
2014年にはコミックナタリー大賞を受賞し、さらに権威ある第19回手塚治虫文化賞新生賞も獲得するなど、その才能は高く評価されています。
現在は新作「不滅のあなたへ」の執筆に取り組んでおり、今後の作品にも期待が高まります。
作者の今後の活躍にも注目していきたいですね!