「陰の実力者になりたくて!」のミリアって、なぜアレクシアを助けたんだろう?化け物の姿になった理由も気になる。
こんな方にオススメの記事
- ミリアの正体と過去が知りたい方
- オルバとミリアの親子関係について詳しく知りたい方
- ディアボロス教団での実験の真相を知りたい方
ディアボロス教団の幹部オルバの娘として生まれたミリアは、悲劇的な運命を辿ることになります。
教団の実験により意図的に悪魔憑きにされ、醜い巨人へと姿を変えられてしまいました。
しかし、そんな彼女がアレクシアを助けた真の理由には、深い意味が隠されていたのです。
本記事では、ミリアの知られざる過去から、Web版と書籍版で異なる衝撃的なその後まで、すべての謎を徹底解説していきます。
シャドーガーデンメンバー一覧
階級 | メンバー | 役職・特徴 |
---|---|---|
盟主 | シャドウ(シド・カゲノー) | 組織の創設者、最強の実力者 |
七陰 | アルファ | 第一席、実質的な組織統括者 |
ベータ | 第二席、小説家「ナツメ」として活動 | |
ガンマ | 第三席、ミツゴシ商会代表 | |
デルタ | 第四席、犬の獣人 | |
イプシロン | 第五席、音楽家「シロン」として活動 | |
ゼータ | 第六席 | |
イータ | 第七席 | |
ナンバーズ | イオタ | ミツゴシ商会インフルエンサー |
ラムダ | 新人教育担当 | |
ニュー(13番) | シャドウの連絡係 | |
カイ | イプシロン直属 | |
オメガ | イプシロン直属、ハーフエルフ | |
番号構成員 | 559番(ウィクトーリア) | シャドウから直接力を授かった精鋭 |
664番 | 分隊長 | |
665番 | マイペースな性格 | |
666番(ローズ・オリアナ) | オリアナ王国の女王 | |
711番(ミリア) | オルバの娘 | |
712番(西野アカネ) | シャドウ転生前のクラスメイト |
陰の実力者のメンバーまとめ記事:【陰の実力者になりたくて】シャドウガーデン七陰メンバーまとめ!他のキャラも紹介
ミリアの基本情報
引用:ebookjapan
項目 | 詳細 |
---|---|
名前 | ミリア |
立場 | ディアボロス教団の実験体 |
家族 | 父:オルバ(子爵、ディアボロス教団幹部) |
声優 | 貫井柚佳 |
特徴 | 教団により意図的に悪魔憑きにされる |
状態 | 死亡(アルファにより成仏) |
最期 | 化け物の姿から少女の大きさに戻り、左腕から「最愛の娘ミリアへ」と刻まれた短剣を落として死亡 |
能力 | 強力なパワーと高い再生能力 |
経歴 | ・南の地下施設に監禁される |
・アレクシアと共に幽閉 | |
・研究員からディアボロスの片鱗を注射される |
ミリアの正体と過去は?オルバの娘として生まれた悲劇
オルバの娘ミリアの悲しい運命について、以下の観点から解説しますね。
- オルバの最愛の娘だった
- ディアボロス教団に囚われた経緯
- 父オルバが教団に入った理由
オルバの最愛の娘だった
ミリアは、父オルバの一人娘として生まれ、深く愛されていました。オルバはいつも娘の写真入りのペンダントを肌身離さず持ち歩き、娘との思い出を大切にしていたのです。
そんな愛情の証として、オルバがミリアに贈った短剣には「最愛の娘ミリアへ」という言葉が刻まれていました。ミリアを演じたのは、声優の貫井柚佳さんです。彼女の繊細な演技により、ミリアの悲しい運命がより印象的に描かれていました。
ディアボロス教団に囚われた経緯
しかし、ミリアは悲劇的な運命をたどることになります。ディアボロス教団に意図的に悪魔憑きにされ、実験体として囚われの身となってしまったのです。
教団の非道な実験により、ミリアは醜い巨人へと変貌させられました。さらに、アレクシア王女と共に幽閉され、彼女の血液を注射されることで、ミリアの体は想像を絶する変化を遂げていきます。
父オルバが教団に入った理由
一方、オルバが教団に入った理由は、娘ミリアを救うためでした。娘が悪魔憑きを発症したことを知り、治療法を求めてディアボロス教団に入団したのです。
しかし、これは教団による巧妙な策略でした。オルバの弱みを握った教団は、彼をクレア誘拐の首謀者として利用したのです。最期、オルバは「ミリア」という言葉を残し、シャドウによって倒されることになりました。
オルバとミリアの悲しい親子の物語は、作品に深みと感動を与えています。
ミリアがディアボロス教団での実験で化け物になった経緯
ここからはミリアが人間から悪魔憑きに至るまでの経緯を見ていきましょう。意図的に悪魔憑きにされましたし、非常にかわいそう。
- 意図的に悪魔憑きにされる
- アレクシアの血液を注入された
- 醜い巨人へと変貌する過程
意図的に悪魔憑きにされる
ミリアは、ディアボロス教団によって意図的に悪魔憑きにされ、残酷な実験の被験者となりました。教団は、オルバの娘という彼女の立場を利用し、非人道的な行為を繰り返したのです。
失敗作として扱われたミリアでしたが、その実態は、教団の策略により父オルバを罠にはめるための道具でした。彼女の運命は、生まれた時から教団によって決められていたといえるでしょう。
アレクシアの血液を注入された
ミリアは、アレクシアと共に地下の施設に幽閉され、白衣の男によってアレクシアの血液を注射されました。この残虐な実験は、ミリアの体に大きな変化をもたらしたのです。
血液注入後、彼女の体内からは英雄フレイヤの亡霊に匹敵する強大な魔力が感じられるようになりました。急激な変貌を遂げるミリアの姿に、教団の非道さが浮き彫りになっていきます。
醜い巨人へと変貌する過程
アレクシアの血液注入により、ミリアは醜い巨人へと姿を変えてしまいました。変貌後のミリアは、圧倒的な力と再生能力を得て、アイリスとの戦闘でもその強さを見せつけたのです。
しかし、アルファの攻撃によって元の姿に戻されたミリアは、命を落としてしまいます。死後、彼女の遺体は教団によって回収され、更なる実験の対象とされました。
ミリアの悲劇は、教団の非道さと残酷さを象徴する出来事でした。彼女の犠牲を無駄にしないためにも、教団の悪行を止めることが求められているのです。
ミリアがアレクシアを助けた3つの理由
ミリアがアレクシアを助けた3つの理由について、以下の観点から解説します。
- 実験の過程で共に囚われの身となり同情心が芽生えた
- 自身も実験の被害者として実験を止めたかった
- アレクシアの血液注入で覚醒した能力を使って救出を決意
実験の過程で共に囚われの身となり同情心が芽生えた
ミリアとアレクシアは、ディアボロス教団の地下施設で同じ時期に拘束され、長い時間を共に過ごしました。二人は、実験の痛みや恐怖を分かち合うことで、かすかな連帯感を育んでいったのです。
孤独と絶望の中で、ミリアはアレクシアの境遇を他人事とは思えなくなりました。彼女の心に宿った優しさが、アレクシアを救いたいという強い意志へと変わっていったのです。
苦しみを共にしたからこそ、ミリアはアレクシアを見捨てることができなかったのでしょう。二人の絆は、非情な運命に立ち向かう原動力となったのです。
自身も実験の被害者として実験を止めたかった
幼いころから残酷な実験の犠牲となってきたミリアは、教団の非道さを誰よりもよく知っていました。自分と同じ境遇のアレクシアを見過ごすことは、彼女にとって耐え難い選択だったのです。
ミリアは、アレクシアを救うことで、自分自身の未来も取り戻せると信じていました。教団の実験を止めることは、二人だけでなく、多くの犠牲者を救うことにつながるのです。
そんな強い意志を胸に、ミリアは教団への反抗を決意しました。彼女は、実験の被害者として、そして仲間として、アレクシアを守り抜こうとしたのです。
アレクシアの血液注入で覚醒した能力を使って救出を決意
アレクシアの血液を注入されたことで、ミリアは驚くべき力を得ました。彼女はその力を、教団の悪行を止めるために使うことを決意したのです。
以前の無力な自分とは決別し、アレクシアを救出することこそが、自身の使命だと考えたのでしょう。再生能力と高い攻撃力を武器に、ミリアは教団の研究員たちに立ち向かいました。
そして、信じ合える仲間の手を取り、地下施設からの脱出を試みたのです。ミリアの勇気ある行動は、絶望の淵にいたアレクシアに希望の光をもたらしました。
二人の少女が手を取り合ったその時、新たな物語が動き出したのかもしれません。
【ネタバレ】ミリアのその後はまさかの蘇生
ここからはネタバレとなります。
- 書籍版ではシャドウガーデンに保護される展開
- Web版では教団が遺体を回収し実験体として蘇生
- 魔力暴走で自我を失いイプシロンと戦闘
Web版では教団が遺体を回収し実験体として蘇生
Web版では、ディアボロス教団がミリアの遺体を回収し、蘇生技術の実験体として再生させました。しかし、その結果は悲惨なものでした。
ミリアは元の姿を取り戻すどころか、悪魔憑きの影響をさらに強め、自我を失ってしまったのです。教団の研究員たちは、彼女の肉体構造を解析し、魔力制御の手がかりを得ようと必死でした。
一方のミリアは、再び実験の犠牲者となり、耐え難い苦しみを味わうことになりました。彼女の悲劇は、まさに終わりのない悪夢のようだったのです。
魔力暴走で自我を失いイプシロンと戦闘
蘇生後のミリアは、急激に増大した魔力を制御できず、暴走状態に陥ってしまいました。かつての記憶を失い、白衣の男の命令に従うだけの存在となった彼女は、まるで操り人形のようでした。
そんなミリアの危険な魔力に気づいたイプシロンは、シャドウガーデンの仲間とともに立ち向かいます。激しい戦闘の末、イプシロンはミリアを封じることに成功しましたが、その代償は大きなものでした。
一連の出来事は、ミリアの悲劇の深さと、教団の非道さを浮き彫りにしたのです。
書籍版ではシャドウガーデンに保護される展開
一方、書籍版では異なる展開が用意されていました。再度の暴走の後、ミリアはシャドウガーデンによって保護され、徐々に元の姿と意識を取り戻していくのです。
シャドウの特殊な魔力治療と、教団の研究者による身体の改良によって、ミリアは安定した状態を取り戻すことができました。そして最終的に、彼女はシャドウガーデンの一員となり、新たな人生を歩み始めるのです。
書籍版でのミリアの結末は、彼女の苦しみに終止符を打ち、希望に満ちた未来を示唆するものでした。同時に、物語世界の広がりを感じさせる展開でもあったのです。
Web版と書籍版、二つの結末が用意されたミリアの物語。彼女の運命の分岐点に、私たちは何を見るのでしょうか。
ちなみにアニメ版では、アニメではミドガル魔剣士学園の生徒になりました。
【まとめ】ミリアの正体と運命、そしてディアボロス教団との関係
項目 | 内容 |
---|---|
正体 | オルバの一人娘、ディアボロス教団の実験体 |
過去 | 教団に囚われ、実験により悪魔憑きとなる |
アレクシアとの関係 | 実験で血液を注入され、共に囚われの身に |
最期 | アルファにより成仏させられる |
その後 | Web版:教団が遺体を回収し実験体として蘇生<br>書籍版:シャドウガーデンに保護 |
ディアボロス教団の幹部オルバの一人娘として生まれたミリアは、教団による残虐な実験の被害者となりました。
教団は彼女を意図的に悪魔憑きにし、アレクシアの血液を注入する実験を行いました。
その結果、彼女は醜い巨人へと姿を変えられてしまいます。
しかし、共に囚われの身となったアレクシアへの同情心から、覚醒した能力を使って救出を決意します。
Web版と書籍版では、その後の展開が大きく異なり、Web版では教団による実験体として蘇生される一方、書籍版ではシャドウガーデンに保護されるという結末を迎えます。
ミリアの悲劇的な運命は、ディアボロス教団の非道さを象徴する重要なストーリーとなっています。