- ダンまちの作者が失踪したという噂を聞いて心配になった
- 作者が失踪したら、大好きな作品の続きが読めなくなるのでは?
- 失踪の噂が広まった理由が気になる
「ダンまち」の作者が失踪したって本当?
実は、作者の大森藤ノ先生は元気に活動を続けています。
でも、なぜ失踪の噂が広まったのでしょうか。
新刊発売の間隔が空いたことや、漫画版の休載が長期化したことが理由かもしれません。
ダンまちの作者は失踪していない!噂の真相を解明
ダンまちの作者は失踪していない!噂の真相を解明について、下記の項目で詳しく見ていきましょう。
- 大森藤ノ先生は元気に活動中
- SNSでの発信も確認できる
- 新刊の発売も継続している
それぞれ解説していきます。
大森藤ノ先生は元気に活動中
大森藤ノ先生は、ダンまちの作者として精力的に活動を続けています。失踪の噂は全くの誤りなのです。なぜなら、大森先生は執筆活動を精力的に行っており、2023年9月にはダンまちシリーズの最新刊が発売されたばかりだからです。
発売日の一覧表(タップしたら開きます)
巻数 | タイトル | 発売日 |
---|---|---|
1 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか | 2013年1月15日 |
2 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか2 | 2013年2月15日 |
3 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか3 | 2013年5月15日 |
4 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか4 | 2013年12月15日 |
5 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか5 | 2014年5月15日 |
6 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか6 | 2014年12月15日 |
7 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか7 | 2015年4月15日 |
8 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか8 | 2015年9月15日 |
9 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか9 | 2016年4月15日 |
10 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか10 | 2016年12月15日 |
11 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか11 | 2017年4月15日 |
12 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか12 | 2017年10月14日 |
13 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか13 | 2018年5月15日 |
14 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか14 | 2019年1月12日 |
15 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15 | 2019年10月10日 |
16 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか16 | 2020年10月15日 |
17 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか17 | 2021年4月15日 |
18 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか18 | 2023年1月14日 |
19 | ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか19 | 2023年9月15日 |
実際に、大森先生は新作のイベントやアニメ化の監修にも積極的に関わっています。例えば、2024年8月には大森先生の原案・監修による新イベント「歌劇謳うハルモニア」が『ダンクロ』で開催されることが発表されました。
このように、大森先生はダンまちの世界を広げる活動を精力的に続けているのです。失踪どころか、むしろ活躍の場を広げているといえるでしょう。
そして今では「杖と剣のウィストリア」と新しい漫画も執筆していますよ。
SNSでの発信も確認できる
大森藤ノ先生のSNS活動は、失踪説を完全に否定しています。どうしてかというと、GA文庫の公式Xアカウント(@danmachi_GA)では、ダンまちシリーズに関する最新情報が定期的に発信されているからです。
具体的には、新刊の発売情報やイベントの告知など、作品に関する重要な情報が随時更新されています。また、大森先生自身も時折SNSを通じてファンとの交流を行っているのです。
たとえば、2023年10月には特別対談の様子が公開され、大森先生が他の作家と熱心に意見を交わす姿が確認できました。このような活発なSNS活動は、大森先生が健康で創作意欲に満ちていることを如実に物語っています。
新刊の発売も継続している
ダンまちシリーズの新刊発売は、大森藤ノ先生の活動を最も明確に示す証拠です。なぜなら、2023年9月15日には、シリーズ最新作となる19巻が発売されたからです。
この19巻では、ベルが学区に潜入するという新鮮な展開が描かれています。さらに、シリーズ全体の累計発行部数が1700万部を突破したことも発表され、作品の人気が衰えていないことが分かります。
また、アニメ化も継続しており、2024年秋には第5期「ダンまちV 豊穣の女神篇」の放送が決定しています。大森先生は小説の執筆だけでなく、アニメ化やゲーム化など、多方面でダンまちワールドの拡大に尽力しているのです。
ダンまち作者の失踪疑惑が浮上した2つの理由
ダンまち作者の失踪疑惑が浮上した2つの理由について、以下の項目で詳しく見ていきましょう。
- 新刊発売の間隔が空きすぎた
- 漫画版の休載が長期化した
それぞれ解説していきます。
新刊発売の間隔が空きすぎた
ダンまち作者の失踪疑惑が浮上した理由の1つは、新刊発売の間隔が空きすぎたことです。どうしてかというと、17巻と18巻の間に約2年もの期間が空いてしまったからです。
具体的には、17巻は2021年4月30日に発売されましたが、18巻の発売は2023年1月31日までずれ込みました。この長い空白期間に、ファンの間で作者失踪の噂が広まってしまったのです。
なぜこんなに間隔が空いてしまったのでしょうか?
実は、大森藤ノ先生は本編以外にも多くの仕事を抱えていたのです。たとえば、外伝の執筆やゲームアプリの新作エピソード制作、漫画版の監修、アニメの打ち合わせなど、多岐にわたる業務をこなしていました。
しかし、18巻の発売以降は順調に新刊が出ており、19巻は2023年9月15日に発売されました。これで、作者失踪の噂は完全に払拭されたといえるでしょう。
作者の多忙さを考えると、今後も同じように長い間隔が空く可能性はあるんでしょうか?
19巻が比較的早く発売されたことから、大森先生と出版社側で対策が取られた可能性が高く、今後はより安定したペースでの刊行が期待できるでしょう!たぶん!
漫画版の休載が長期化した
ダンまち作者の失踪疑惑が浮上したもう1つの理由は、漫画版の休載が長期化したことです。
漫画版「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」は、休載明けに担当作画が変更される事態が起こったからです。
どうしてこのような事態になったのでしょうか?
実は、漫画版の休載は原作者の意向ではなく、漫画家側の事情によるものだったのです。漫画版の作画を担当していた久慈マサムネ先生が体調不良により休載を余儀なくされたのです。
その後、新たに矢樹貴先生が作画を引き継ぎ、漫画版は再開されました。このような経緯があったにもかかわらず、一部のファンの間で原作者失踪説が広まってしまったのは残念なことです。
しかし、実際には大森藤ノ先生は精力的に活動を続けており、2024年8月には新イベント「歌劇謳うハルモニア」の原案・監修を担当するなど、ダンまちワールドの拡大に尽力しています。これらの事実から、作者失踪説は完全な誤解であることが明らかになりました。
実際に失踪した小説家の事例3選
実際に失踪した小説家の事例3選について、以下の項目で詳しく見ていきましょう。
- 多島斗志之:14年以上行方不明のミステリー作家
- 筒井康隆:一時期失踪するも後に復帰
- 村上春樹:創作活動のため一時的に姿を消す
それぞれ解説していきます。
多島斗志之:14年以上行方不明のミステリー作家
多島斗志之さんの失踪は、日本文学界に大きな謎を残しています。なぜなら、2009年12月19日に京都市内のホテルを出たのを最後に、彼の姿が消えてしまったからです。
失踪当時61歳だった多島さんは、すでに右目を失明しており、左目も見えにくくなっていました。失踪前日、家族に「両目を失明し人の手を煩わせたくない」という速達を送っています。
さらに、友人や出版社にも「筆を置き、社会生活を終了します」との手紙が届いたそうです。多島さんは『海賊モア船長シリーズ』や『クリスマス黙示録』などで知られるミステリー作家でした。
失踪から14年以上が経った今も、彼の行方は分かっていません。まるで自身の小説のような、ミステリアスな失踪劇となってしまいました。多島さんの失踪は、現実と創作の境界線を曖昧にする、文学史に残る謎となっているのです。
筒井康隆:一時期失踪するも後に復帰
筒井康隆さんの失踪は、ファンを驚かせました。なぜなら、1993年、当時59歳だった筒井さんが、突如として姿を消したからです。その理由は、創作活動の行き詰まりだったそうです。
筒井さんは、自身の作品『文学部唯野教授』の中で、この失踪について触れています。作中で、主人公が「作家失踪」について語る場面があるのです。失踪中、筒井さんは北海道の山中で過ごしていたといいます。
幸いなことに、筒井さんは約1年後に無事帰還しました。その後も精力的に執筆活動を続け、2016年には文化勲章も受章しています。筒井さんの失踪は、創作の苦悩を物語る一例といえるでしょう。
このケースは、作家の内面的な葛藤が一時的な失踪につながることがあるということを示しています。しかし、筒井さんの復帰と、その後の活躍は、創作者としての強さと復活力を証明しているのです。
村上春樹:創作活動のため一時的に姿を消す
村上春樹さんの「失踪」は、少し毛色が違います。なぜなら、村上さんは新作執筆のために意図的に姿を消すことがあるからです。
たとえば、『1Q84』執筆時には、約3年間公の場から姿を消しました。これは、創作に没頭するための村上さん独自の方法といえます。村上さんは、自身の創作スタイルについて「引きこもって集中する時期が必要」と語っています。
この「創作のための失踪」は、村上文学の特徴の一つともいえるでしょう。村上さんは、チャンドラーの作品から「仮説のモラル」という概念を学んだと言います。これは、自分なりの価値観を持ちつつも、それが絶対的なものではないと認識することです。
このような姿勢が、村上さんの独特な世界観を生み出す源になっているのかもしれません。村上さんの「失踪」は、実は創作のための戦略的な隠遁であり、彼の文学を支える重要な要素となっているのです。
今後のダンまちはどうなる?
今後のダンまちはどうなるのか、気になりますよね。以下の項目で詳しく見ていきましょう。
- 原作小説は継続中で完結の予定なし
- アニメや漫画など関連作品も好調
それぞれ解説していきます。
原作小説は継続中で完結の予定なし
ダンまちの原作小説は、現在も精力的に続いています。なぜなら、作者の大森藤ノ先生が旺盛な創作意欲を持って執筆を続けているからです。
実際に、2023年には10周年を記念して、小説13ヶ月連続刊行という驚異的な偉業を成し遂げました。これは、作者が健在で創作意欲に満ちていることの明確な証拠といえるでしょう。
具体的には、2023年9月15日には最新刊となる19巻が発売されました。この19巻では、主人公ベルが学区に潜入するという新たな展開が描かれています。このように、物語はまだまだ発展の余地があり、読者を楽しませ続けているのです。
完結の予定は今のところ発表されていません。そのため、ダンまちファンは今後も続く冒険を心待ちにしていることでしょう。大森先生の筆が止まる気配はなく、ダンまちの世界はさらに広がっていく可能性を秘めています。
アニメや漫画など関連作品も好調
ダンまちの人気は、原作小説だけにとどまりません。なぜなら、アニメや漫画など、関連作品も絶好調だからです。ダンまちの世界観が多くのファンの心を掴んでいるからでしょう。
具体的には、アニメ化が継続しており、2024年秋には第5期「ダンまちV 豊穣の女神篇」の放送が決定しています。これは、アニメファンにとって大きな朗報といえるでしょう。
また、漫画版も休載を経て再開され、新たな作画担当のもとで物語が進行しています。さらに、ゲーム展開も盛んで、2024年8月には大森藤ノ先生の原案・監修による新イベント「歌劇謳うハルモニア」が『ダンクロ』で開催されることが発表されました。
このように、ダンまちは様々なメディアで展開され、多くのファンを魅了し続けているのです。要するに、ダンまちの世界はまだまだ広がり続けており、今後も目が離せない作品であることは間違いありません。
【まとめ】ダンまち作者失踪の真相と今後の展開
項目 | 内容 |
---|---|
作者の状況 | 失踪していない、元気に活動中 |
失踪疑惑の理由 | 新刊発売の間隔が空いた、漫画版の休載 |
実際の失踪作家例 | 多島斗志之、筒井康隆、村上春樹 |
今後の展開 | 原作継続中、アニメ・漫画も好調 |
ダンまちの作者・大森藤ノ先生の失踪疑惑は完全な誤解であることが判明しました。
実際には、先生は精力的に活動を続けており、SNSでの発信や新刊の発売も継続しています。
失踪疑惑が浮上した理由は、新刊発売の間隔が空いたことと漫画版の休載が長期化したことでした。
一方で、実際に失踪した作家の例もあり、創作活動の難しさが垣間見えます。
今後のダンまちは、原作小説が継続中で完結の予定はなく、アニメや漫画などの関連作品も好調です。