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- ムコーダと別れた勇者のその後が知りたい
- 勇者たちが王国から逃げ出した本当の理由とは
- とんでもスキルで異世界放浪メシの裏話を知りたい
ももこムコーダは楽しそうだけど、残った高校生3人は大丈夫なの?
ぷにもち大丈夫じゃないですよ。正直、かなり悲惨な目に遭っています。
とんでもスキルで異世界放浪メシの最初に召喚された3人の勇者。
実は、彼らはムコーダより過酷な「異世界」を生きています。
この記事では、原作小説の閑話で語られる「3人の勇者たちのその後」をネタバレ全開で解説します。
仕掛けられたハニートラップ、失った身体、そして彼らを使い捨てようとした王国の末路まで完全網羅。
ムコーダのほのぼの旅の裏側にある、もう一つの「リアルな物語」を知りたくないですか?
原作小説の閑話はこちら
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3人の勇者はその後どうなった?
3人の勇者たちの「その後」について、重要なポイントは以下のとおりです。
この章で解説
- カイト・カノン・リオの3名
- 命がけの脱出と「身体欠損」の代償
- 冒険者として活動し、カイトとカノンは恋仲へ
それぞれ解説しますね!
カイト・カノン・リオの3名
ムコーダと一緒に異世界へ呼ばれてしまったのは、斎藤 櫂斗(カイト)、大野 花音(カノン)、吉田 莉緒(リオ)3人の高校生です。
| 名前 (読み) | 性別 | 役割・特徴 | 主なスキル・魔法 | アニメ版声優 |
| 斎藤 櫂斗 (さいとう かいと) | 男性 | リーダー格の勇者 長身のイケメン高校生。3人の中で最もステータスが高く、リーダー的な立ち位置。 | 聖剣術 火・水・風・土・光・雷魔法 | 小林 千晃 |
|---|---|---|---|---|
| 大野 花音 (おおの かのん) | 女性 | 魔法特化の勇者 長髪でスレンダーな美少女高校生。気が強く、はっきりものを言う性格。 | 各種魔法 水・風・土・回復魔法など | 木内 夕花子 |
| 吉田 莉緒 (よしだ りお) | 女性 | アイドル系勇者 小柄で可愛らしいボブカットの美少女高校生。料理上手で家庭的な一面も持つ。 | 各種魔法 火・土魔法など (魔力ステータスが高い) | 海弓 シュリ |
彼らは「巻き込まれた」ムコーダとは違い、ステータスも高い正真正銘の「勇者」として期待されていました。
アイドル的な扱いを受けて順風満帆に見えますが、物語が進むにつれて、過酷で重い運命を背負わされることになるのです。
特にリオに関しては、精神支配を受けたり、片腕を失うという衝撃的な展開も待っています。
のほほんとした異世界転生だと思ったら大間違い、現実は甘くないってことですね。
命がけの脱出と「身体欠損」の代償
召喚された「レイセヘル王国」から逃げ出し、彼らが選んだ行き先は敵対関係にあった隣国「マルベール王国」でした。
しかし、国境を越えるまでの道のりは、まさに地獄。
特にリオは、国によって「隷属の腕輪」という魔道具を左腕にはめられ、精神を支配されていました。
隷属の腕輪の効果
この腕輪は、はめた相手(主)の命令に絶対服従となり、主以外には外せないという呪いのアイテムです。これにより、リオはレナードの言うことを何でも聞く操り人形のような状態になる。
脱出の際、その洗脳を解くためには腕輪を外さなければならず、結果として物理的に「左腕を肘から先切断する」手段を取ることになったのです。
冒険者として活動し、カイトとカノンは恋仲へ
亡命先のマルベール王国で、3人は身分を隠して「冒険者」として活動を始めます。
リオは片腕のハンデを背負いながらも魔法使いとして奮闘。
そんな極限状態のサバイバル生活の中で、3人の結束は強固なものになります。
そしてなんと、リーダー格のカイトとカノンは、苦楽を共にする中で恋人同士(のちに夫婦のような関係)へと発展しました。
吊り橋効果なんてレベルじゃない、命がけの戦友愛ですね。
チート能力よりも、この「仲間の絆」こそが彼らの最大の武器なのかもしれません。
勇者その後王国から逃げ出した本当の理由
なぜ彼らは国を捨てて逃げる決断をしたのか、その理由は以下の3つです。
この章で解説
- 計画的な「ハニートラップ」の発覚
- 勇者を戦争の道具にする意図
- 「隷属の腕輪」による洗脳の恐怖
それぞれ解説しますね!
計画的な「ハニートラップ」の発覚
彼らが国を捨てた大きな理由は、自分たちに向けられた好意がすべて「演技」だと気づいてしまったからです。
実は、彼らの護衛についた美男美女の騎士たち(レナード、アーロン、ルイーゼ)は、勇者を国に縛り付けるために選ばれた色仕掛け(ハニートラップ)の要員でした。
特に男子高校生のカイトは、女性騎士ルイーゼに本気で惚れ込み、一時は完全に手玉に取られていました。
「君が必要だ」なんて甘い言葉も、すべては戦争へ行かせるための計算だったのです。
勇者を戦争の道具にする意図
「魔王討伐」というのはあくまで建前で、王国の本当の狙いは「他国への侵略戦争」でした。
勇者たちの強力なスキルを利用して、隣国や魔族の領土を奪い取ろうと画策していたのです。
カイトたちの高ステータスは、世界を救うためではなく、人間同士の殺し合いに使われる予定でした。
ムコーダが最初に感じた「きな臭さ」は、悲しいことに完全に的中していたわけです。
大人の都合で若者を最前線に送り込もうとするブラック国家、さっさと見限って正解ですよ。
「隷属の腕輪」による洗脳の恐怖
逃亡の決定打となったのは、リオにはめられた「隷属の腕輪」の存在。
豪華な食事やベッドを与えつつ、裏では魔道具を使って思考能力を奪い、王家の命令には絶対服従の人形に仕立て上げようとしていました。
「ここで暮らせば幸せだよ」と甘い言葉をかけながら、思考そのものを奪おうとするやり方は、殺されるよりも恐ろしいかもしれません。
リオの様子がおかしいことにカイトとカノンが気づき、脱出を決意しなければ、3人とも廃人同様になっていた可能性が高いです。
逃げた先の国で冒険者として生きる勇者3人【救済あり】
レイセヘル王国を脱出し、隣国のマルベール王国へたどり着いた3人。
ここからの生活と、その後の「救い」について解説します。
この章で解説
- ムコーダと真逆の極貧生活
- 資金不足で装備も整わず苦戦
- 【朗報】後に「エリクサー」で腕が治る
それぞれ解説しますね!
ムコーダと真逆の極貧生活
3人の新生活を一言で表すなら、「極貧」という言葉がぴったりです。
ムコーダがネットスーパーで高級食材を買い、フェルと優雅な旅を楽しんでいるのとは天と地ほどの差。
彼らは硬いパンをかじり、安い宿に泊まり、明日の生活費を稼ぐために必死です。
「同じ異世界召喚者なのに、この格差は何?」と同情してしまうレベルですよね。
でも、これが本来の、金もコネもない冒険者のリアルな姿なのかもしれません。
資金不足で装備も整わず苦戦
彼らが最初に直面した壁は、「装備を買うお金がない」こと。
最初は中古の剣やペラペラの革鎧しか揃えられず、リオに至っては片腕がない状態で戦闘に参加していました。
攻撃を受ければ痛いし。
そんなギリギリの状態でゴブリンやオークと戦い、泥水をすするような努力を重ねてレベルを上げていったのです。
ムコーダ一行の「無双」とは違う、血と汗の滲むような成長物語がそこにあります。
【朗報】後に「エリクサー」で腕が治る
ここが一番伝えたいポイントです。
悲惨な彼らですが、原作のその後のエピソード(閑話)で、報われる時が来ます。
冒険の末に激レアアイテム「エリクサー」を入手し、リオの失われた左腕を再生させることに成功するのです!
五体満足に戻ったリオ、そしてカイトとカノン。
片腕を失う代償を払いましたが、最終的には全員健康な状態で、しかも強固な絆で結ばれたパーティとして幸せに暮らしています。
このエピソードを読んだ時は本当にホッとしました…。
ちなみにこのシーンは「閑話 3人の勇者~マルベール王国王都にて~」です。
ぷにもちあ、ちなみに、上記の閑話で書かれていますが、カイトはカノン・リオの2人と結婚しますよ。ハーレムすぎるだろw
ムコーダと勇者 が再会する可能性はある?
ももこ「ムコーダと勇者たちは再会するの?」
結論から言うと、以下のようになります。
この章で解説
- 本編での直接的な再会はなし
- ニアミスですれ違う場面のみ
- ムコーダは神様経由で彼らの無事を知る
それぞれ解説しますね!
本編での直接的な再会はなし
残念ながら、今のところ原作小説やWeb版において、直接顔を合わせて「久しぶり!」となるシーンはありません。
ムコーダの「のんびりグルメ旅」と、勇者たちの「必死のサバイバル」では住む世界が違いすぎるため、作者があえて交わらせないようにしているのでしょう。
ニアミスですれ違う場面のみ
直接会うことはありませんが、ムコーダが訪れた街に数日違いで勇者たちが到着していたり、同じダンジョンの別階層にいたりといった「ニアミス」は描かれています。
すぐ近くにいるのに出会わない、この絶妙な距離感がもどかしくも面白いポイントです。
ムコーダは神様経由で彼らの無事を知る
直接の連絡手段はありませんが、ムコーダは創造神デミウルゴス様や女神様たちとのお喋り(お供えの際)を通じて、3人の近況を知らされています。
「あの3人は苦労したが、腕も治って元気にやっているぞ」
といった神様からの報告を聞いて、ムコーダも一安心しているのです。
お互いに顔を合わせることはなくても、どこかで生きていると知っているだけで十分なのかもしれませんね。
原作小説の閑話で読める勇者たちの物語
アニメや漫画ではあまり語られない、原作小説の「閑話(サイドストーリー)」で明かされる衝撃の展開について解説します。
この章で解説
- 召喚した王国は後に自滅する
- 閑話で描かれる王族への報い
- 書籍版とWeb版の展開の違い
それぞれ解説しますね!
召喚した王国は後に自滅する
勇者たちを召喚した諸悪の根源である「レイセヘル王国」は、その後自滅に近い形で崩壊へと向かいます。
理由は単純、身の程知らずな戦争を仕掛けたからです。
彼らは「勇者の力があれば勝てる」と高を括っていましたが、肝心の勇者には逃げられ、ムコーダも早々に出国済み。
最強の戦力を失った状態で強国に喧嘩を売ればどうなるか、子供でもわかりますよね。
自分たちの欲望のために勇者を巻き込んだ国は、相応の報いを受けることになります。
結果として戦争は泥沼化し、国民からの不満も爆発。
読んでいる私たちからすれば、「ざまぁみろ!」とスカッとする瞬間でもありますね。
悪いことをすれば必ず自分に返ってくる、因果応報とはこのことです。
閑話で描かれる王族への報い
Web版の閑話では、勇者を利用しようとした王族たちに対して、かなり容赦のない「報い」が描かれています。
彼らは勇者を道具扱いし、自分たちは安全な場所で贅沢三昧な生活を送っていました。
しかし、国が傾き戦争に負ければ、その立場は一気に逆転します。
かつては偉そうに命令していた彼らが、権力を失い、泥にまみれて惨めに落ちぶれていく様子が詳細に語られるのです。
特に、悲劇のヒロインぶっていた王女の化けの皮が剥がれるシーンは見ものですよ。
「私は王族なのよ!」と叫んだところで、誰も助けてはくれません。
ムコーダのほのぼの旅の裏で、しっかりと悪が裁かれるのは気持ちがいいですね。
書籍版とWeb版の展開の違い
実は、この「勇者たちのその後」や「王国の末路」については、Web版(小説家になろう)と書籍版で扱いが少し異なります。
書籍版ではムコーダの旅がメインのため、重苦しい戦争や政治の話は一部カットされたり、短縮されたりすることがあるんです。
「料理と旅を楽しみたい」という読者への配慮かもしれませんね。
でも、個人的にはWeb版の泥臭い人間ドラマも絶対に読んでほしいポイントです。
Web版でしか味わえない、ドロドロとした人間ドラマの深みがあるのです。
もしアニメや書籍から入った方は、ぜひWeb版の閑話もチェックしてみてください。
【まとめ】とんでもスキルで異世界放浪メシの勇者たちのその後は波乱万丈!
| 気になるポイント | その後の展開・真実 |
|---|---|
| 3人の現在は? | 王国を脱出し、隣国で冒険者として活動中 |
| 逃げた理由は? | ハニートラップや洗脳(隷属の腕輪)に気づいたため |
| リオの腕は? | 脱出時に切断したが、後にエリクサーで完治! |
| 恋愛関係は? | カイトとカノンが恋人同士に発展 |
| 再会はある? | 直接の再会はないが、神様経由で無事を知る |
今回は『とんでもスキルで異世界放浪メシ』に登場する勇者3人のその後について、かなり踏み込んで解説しました。
最初は「チヤホヤされて調子に乗った高校生」でしたが、色仕掛けや洗脳といった大人の悪意に晒され、身体の一部を失ってでも自由を勝ち取った彼ら。
最終的にはエリクサーで体も治り、恋も実り、たくましい冒険者として成長しました。
アニメや書籍版ではカットされがちなこの「裏ストーリー」を知ると、ムコーダの平和な旅がより味わい深くなりますよね。
彼らの激動の物語が気になる方は、ぜひ「小説家になろう」のWeb版閑話をチェックしてみてくださいね。






