【転スラ】連載終了したのは作者が死亡したからってほんと？

「転スラ」の作者が死亡したという言葉がネットに出てきて、ちょっとびっくりしますよね。

実は、この噂には根拠がないのです。

作者の伏瀬先生は健在で、「転スラ」の連載も続いています。

では、なぜこのような噂が広まったのでしょうか？

本記事では、死亡説が生まれた5つの理由と、最新の連載情報を詳しく解説します。

転スラ基本情報

項目	内容
原作/作者	伏瀬
ジャンル	異世界ファンタジー
連載開始	2013年2月20日（WEB版）
書籍化	2014年5月（GCノベルズ）
漫画連載開始	2015年5月（月刊少年シリウス）
漫画家	川上泰樹
アニメ第1期	2018年10月〜2019年3月
アニメ第2期	2021年1月〜9月
劇場版公開	2022年11月
アニメ第3期	2024年4月
シリーズ累計発行部数	4,000万部以上
主人公	リムル＝テンペスト（転生前：三上悟）
略称	転スラ

転スラの作者は死亡してないが、死亡したといわれた5つの理由

転スラの作者は死亡していませんが、死亡したと噂された理由が5つあります。以下にそれぞれの理由を詳しく説明します。

新刊発売の遅延

転スラの新刊発売の遅延が、作者の死亡説を生み出す一因となりました。以前は半年から8ヶ月ごとに新刊が出ていましたが、20巻から21巻の間が1年以上空いてしまったのです。この異例の長い間隔に、不安が広がりました。

具体的には、20巻が2022年9月30日に発売された後、21巻の発売は2023年10月30日まで待つことになりました。この13ヶ月の空白期間が、作者の健康状態や活動状況に関する憶測を呼んだのです。

しかし、この遅延は作者の死亡ではなく、単に執筆や編集に時間がかかっただけでした。人気シリーズの質を保つためには、時には予定より時間がかかることもあるのです。

SNSアカウントの不在

伏瀬先生がSNSを利用していないことも、死亡説を後押しする要因となりました。

多くの作家がX(Twitter)やInstagramなどのSNSで活動報告や読者とのコミュニケーションを行う中、伏瀬先生はそういった発信を一切行っていません。

例えば、人気作家の西尾維新氏や川上稔氏は定期的にSNSで情報を発信しています。そのため、伏瀬先生の情報が直接届かないことが、不安を煽る結果となったのです。

しかし、SNSを利用しないのは単に作者の個人的な選択であり、死亡とは無関係です。むしろ、執筆に集中するための賢明な選択かもしれません。作家にとって、創作に没頭できる環境を整えることは非常に重要なのです。

スポンサーリンク

検索サジェストの誤解

Google検索のサジェスト機能が、「転スラ 作者 死亡」と表示したことで、噂がさらに拡散しました。これは、多くのユーザーがこの組み合わせで検索したことを示しています。

実際に「転スラ 作者」と入力すると、「死亡」「病気」「引退」などのネガティブな言葉が候補として表示されます。ユーザーの関心や不安を反映しているだけで、事実とは異なります。

このような検索サジェストが、根拠のない噂を増幅させてしまったのです。大切なのは、こうした情報をそのまま信じるのではなく、公式情報を確認することです。インターネット上の情報は、時として事実と異なることがあります。

他作品との混同

別の人気ライトノベル作品の作者の訃報と『転スラ』の作者を混同してしまった可能性があります。同じジャンルの作品で、似たような時期に噂が広まったことが原因でしょう。

2019年には『ゼロの使い魔』の作者であるヤマグチノボル氏が逝去されました。また、2020年には『はたらく魔王さま！』の和ヶ原聡司氏も亡くなられています。こうした相次ぐ訃報が混乱を招いたのです。

しかし、伏瀬先生は健在であり、これらの訃報とは無関係です。作品や作者の情報は、常に正確な源から確認することが重要です。噂に惑わされず、公式発表を待つことが大切なのです。

ウェブ小説の更新停止

『転スラ』は元々「小説家になろう」で連載されていたウェブ小説ですが、商業化後は更新が止まっています。この更新停止を作者の活動停止と誤解した人がいたのでしょう。

「小説家になろう」での最終更新日は2015年10月30日です。それ以降、ウェブ版の更新はありませんが、これは商業版の執筆に注力するためです。

商業版は現在も継続して刊行されており、最新21巻は2023年10月に発売されています。つまり、ウェブ小説の更新停止は作者の死亡ではなく、むしろ活発な商業活動の証なのです。

スポンサーリンク

転スラの連載は終了していない！最新情報を紹介

転スラの連載は現在も続いており、終了していません。以下に最新の情報をまとめました。

漫画版は現在も連載継続中

転スラの漫画版は、現在も月刊少年シリウスで連載が続いています。最新刊は2024年9月9日28巻が2025年1月30日に発売されましたね。

漫画版は、川上泰樹氏が担当しており、原作小説の世界観を見事に表現しています。

実際、コミックスの累計発行部数は2000万部を突破しており、その人気は衰えを知りません。毎月の連載は順調に進んでおり、次巻の発売も楽しみにされています。

このように、漫画版の継続的な連載は、作品全体の活況を示す重要な指標となっています。毎月の新しい展開が楽しみな状況が続いているのです。漫画版の成功は、原作の人気を裏付ける証拠といえるでしょう。

ライトノベル版も完結していない

ライトノベル版の転スラも、まだ完結していません。最新刊は2023年10月30日に発売された第21巻です。作者の伏瀬氏は、インタビューで全24巻での完結を予定していると語っています。

つまり、まだ3巻分のストーリーが残されているということです。第21巻では新たな展開が始まっており、物語はクライマックスに向かって進んでいます。

残りの巻でどのような結末を迎えるのか、大きな期待が寄せられています。このように、ライトノベル版の継続は、転スラという作品が現在進行形で発展し続けていることを示しています。完結まであと3巻、物語の集大成に期待が高まっています。

アニメ第3期も放送中で人気継続

転スラのアニメ第3期が、2024年4月5日から放送されています。この新シーズンは、毎週金曜日の23時から日本テレビ系列で放送中です。特筆すべきは、今回のシーズンが連続2クールの放送となっていることです。

実際、第1期と第2期の累計視聴回数は30億回を超えており、その人気は健在です。アニメ化が続いているということは、原作である小説や漫画も活発に展開していることの証です。

このように、アニメ第3期の放送は、転スラという作品が今も成長を続けていることを如実に示しています。原作のストーリーがアニメで映像化されることで、作品の世界観が広がっているのです。

スポンサーリンク

転スラのあらすじ

転スラのあらすじは以下の通りです。

37歳サラリーマンがスライムに転生

転スラは、37歳のサラリーマンが異世界のスライムに転生するところから始まります。主人公の三上悟は、通り魔から同僚を守ろうとして刺殺されてしまいます。死の間際、彼は「コンピューターのように物事を分析したい」と願います。

すると、目覚めた先は異世界。しかも、最弱モンスターとされるスライムに転生していたのです。ところが、彼には特殊な能力「捕食者」が与えられていました。この能力により、他の生物を取り込んでその能力を得ることができるのです。

こうして、一見弱そうなスライムが、実は最強の存在へと変貌していく物語が始まります。主人公の成長と共に、異世界の壮大な冒険が繰り広げられていくのです。

チート能力を駆使して仲間を増やす

主人公リムルは、チート能力を駆使して次々と仲間を増やしていきます。まず、封印されていた暴風竜ヴェルドラと出会い、友情を育みます。リムルはヴェルドラを「捕食」することで、その力を一部継承します。

次に、ゴブリンの村を助け、彼らを進化させて忠実な部下にします。さらに、オーガやリザードマンなど、様々な種族を味方につけていきます。例えば、人間の姿に変身できる能力を使って、ドワーフの国と同盟を結びます。

このように、リムルは力を巧みに使い分け、多様な仲間を集めていくのです。異種族間の理解と協力を促進し、新たな社会を築き上げていく過程が、物語の大きな魅力となっています。

モンスターの国を建国し、世界を変える

リムルは、集めた仲間たちと共にモンスターの国「テンペスト」を建国します。この国では、モンスターと人間が共存する新しい社会システムが構築されます。例えば、魔法や科学技術を融合させた独自の文明を発展させていきます。

また、周辺国との外交を通じて、モンスターに対する偏見を少しずつ解消していきます。さらに、リムルは「魔王」としての地位を確立し、世界の秩序に大きな影響を与えていきます。

このように、一介のスライムから始まったリムルの物語は、世界の構造そのものを変えていく壮大な叙事詩となっていくのです。転スラは、異世界ファンタジーの枠を超えた、社会構築物語としての側面も持っているのです。その深い世界観と緻密な設定が、多くの方を魅了し続けています。

スポンサーリンク

【まとめ】転スラの作者は死亡しておらず、連載も継続中

項目	内容
作者の状況	伏瀬先生は健在
死亡説の理由	新刊遅延、SNS不在、検索サジェスト、他作品混同、ウェブ小説更新停止
連載状況	漫画版・ライトノベル版ともに継続中
アニメ	第3期放送中
ストーリー	サラリーマンがスライムに転生し、チート能力で仲間を増やし国を建設

転スラの作者である伏瀬先生は、実際には健在であり、作品の連載も続いています。 死亡説が広まった背景には、新刊発売の遅延やSNSアカウントの不在など、5つの理由がありました。

しかし、これらはすべて誤解や憶測に基づくものでした。

現在、漫画版とライトノベル版の連載は順調に進んでおり、アニメ第3期も放送中です。

転スラは、スライムに転生したサラリーマンが成長していく物語で、チート能力を駆使して仲間を増やし、モンスターの国を建国するという壮大な内容です。