不死川実弥のおはぎ好きな5つの理由とは？おはぎとの以外な関係性！

実弥がおはぎを好きな理由は、おはぎの特性と実弥のキャラクターや生き様が重なる部分が多いからです。

別名や魔除けの意味、家族愛の表れなど、実弥とおはぎの間には様々な関連性が見られるのです。

そこで今回は、不死川実弥がおはぎを好きな5つの理由について解説します。

炭治郎の嗅覚により実弥のおはぎ好きが発覚

引用：吾峠呼世晴/鬼滅の刃/集英社

炭治郎の鋭い嗅覚により、不死川実弥のおはぎ好きが明らかになりました。 炭治郎は実弥からもち米やあんこ、抹茶の香りを感じ取り、おはぎの匂いがすると気づいたのです。

炭治郎は実弥と冨岡義勇が木刀で稽古をしている場面を見ました。

しかし炭治郎は、2人が「おはぎの取り合い」をしていると勘違いしてしまったのです。

実際には柱同士の通常の稽古だったのですが、炭治郎は思わず実弥に「おはぎ大好きですよね？」と聞いてしまったんですよね。

その発言により、実弥のおはぎ好きが周りの隊士たちにバレてしまったのです。

普段は強面で乱暴な印象の実弥でしたが、内心では動揺していました。

炭治郎に対して怒りをぶつけていましたが、実は甘いものが好きだとバレて恥ずかしがっている様子が伺えますね。

炭治郎の発言がきっかけで、不死川実弥のおはぎ好きが周知の事実となったのです。 鋭い嗅覚を持つ炭治郎だからこそ、気づくことができた実弥の意外な一面でした。

不死川実弥がおはぎを好きな理由は5つ

実弥のキャラクター性や背景、そしておはぎの持つ特性などを踏まえると、実弥とおはぎの意外な関係性が見えてきます。

それでは、不死川実弥がなぜおはぎを好きの理由は以下の通り。

• おはぎの別名が実弥の口癖と一致している
• おはぎが魔除けの意味を持つ
• 強面なのにおはぎ好きなギャップを狙ったキャラ付け
• 実弥の家族愛や信仰心の表れ
• 日輪刀の鍔に彫られた菊の意味と通じる

実弥のおはぎ好きには、一見すると関係なさそうな事柄が絡み合っているのです。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

おはぎの別名が実弥の口癖と一致しているから

不死川実弥がおはぎを好きな理由のひとつは、おはぎの別名が実弥の口癖と一致しているからだと考えられます。

一方で、不死川実弥の口癖は「殺」です。 彼の羽織には「殺」の文字が大きく書かれており、「殺」という言葉は実弥のキャラクターを象徴するものとなっています。

「殺」という言葉への強いこだわりを持つ実弥にとって、おはぎの別名に「殺す」という言葉が含まれているのは、類似するポイントがありますね。

このように、おはぎの「みなごろし」「はんごろし」という別名と、実弥の口癖「殺」が見事に一致していることが、実弥がおはぎを好きな理由のひとつ。

おはぎが魔除けの意味を持つから

不死川実弥がおはぎを好きなもうひとつの理由は、おはぎが魔除けの意味を持つからだと考えられます。

実は、おはぎの材料である小豆の赤い色には、古くから魔除けの効果があると信じられてきました。

そして、不死川実弥は鬼殺隊の柱として、日々鬼と戦う立場にあります。

鬼を倒すことが使命である実弥にとって、魔除けの力を持つおはぎは、非常に縁起の良い食べ物と言えるでしょう。

おはぎを食べることで、邪気を払い、鬼に立ち向かう勇気や力を得ているのかもしれません。

このように、小豆の持つ魔除けの力と、実弥の立場や口癖が結びつくことで、おはぎは実弥にとって特別な存在になっていると考えられます。

強面なのにおはぎ好きなギャップ萌えを狙ったキャラ付け

不死川実弥がおはぎを好きな理由は、強面なのにおはぎ好きというギャップ萌えを狙った作者のキャラ付けである可能性もありますね。

実弥は見た目も言動も荒々しく、一見するとおはぎのような甘いものとは無縁に見えます。

しかし、そんな実弥におはぎ好きという意外な一面があることで、キャラクターに深みが生まれています。

ワイルドで男らしい見た目なのに実は甘党というギャップは、読者の心をつかむ定番の手法と言えます。

鬼殺隊の中でも特に強面な実弥だからこそ、おはぎ好きというギャップが際立ち、キャラクターの魅力が増しているのです。 また、作中で実弥のおはぎ好きが唐突に明かされるシーンがありますが、これも読者を驚かせるための演出だと考えられます。

実弥の家族愛や信仰心の表れ

不死川実弥がおはぎを好きな理由は、実弥の家族愛や信仰心の表れである可能性もあります。

実弥は幼い頃に壮絶な過去を経験しており、家族を失った悲しみは計り知れません。

実弥は鬼殺隊の剣士として、自らの血を武器に戦う覚悟を決めました。

それは、家族を殺した鬼への復讐心と、二度と悲劇を繰り返させないという強い意志の表れ。

そして、母親亡き後は一家の大黒柱として働いていた実弥は、きっと神仏に家族の冥福や弟妹の無事を祈っていたはずです。

お彼岸の時期におはぎを食べるのは、そうした実弥の祈りの現れなのかもしれませんね。

日輪刀の鍔に彫られた菊の意味と通じるから

引用：吾峠呼世晴/鬼滅の刃/集英社

不死川実弥がおはぎを好きな理由は、実弥の日輪刀の鍔に彫られた菊の意味と通じるからだと考えられます。

実弥の日輪刀の鍔には、菊の花の透かし彫りが施されています。

この菊の花には以下のような意味があります。

そして、おはぎの材料である小豆の赤い色にも、魔除けの効果があるとされています。

つまり、菊の花とおはぎは、どちらも魔除けの力を持つ縁起の良いモチーフだと言えます。

鬼と戦う実弥にとって、魔除けの力を持つおはぎは、菊の花の意味とも通じる特別な食べ物なのです。

また、菊の花が咲く秋の季節は、おはぎを食べる風習のあるお彼岸の時期とも重なります。 そして実弥の誕生日は11月29日。 菊もおはぎも、実弥にとって秋を象徴するものであり、自身の誕生日とも結びつく大切なモチーフと言えそうです。

このように、実弥の日輪刀の鍔に彫られた菊の花と、おはぎが持つ魔除けの力や秋の季節との関連性から、実弥がおはぎを好む理由を見出すことができます。

不死川実弥はつぶあん派？こしあん派？

不死川実弥のおはぎ好きは有名ですが、彼がつぶあん派なのかこしあん派なのかは明らかにされていません。

実弥の性格や口癖などを考慮すると、つぶあん派である可能性が高そうです。

それでは、実弥がつぶあん派だと考えられる理由と、こしあん派の可能性についても見ていきましょう。

• つぶあん派の高い可能性
• こしあん派も完全否定できない

作中では実弥の好きなおはぎの種類について言及されていませんが、彼のキャラクター性を踏まえると、つぶあん派なのかこしあん派なのか、想像が膨らみます。

つぶあん派の可能性が高い理由

不死川実弥がつぶあん派である可能性が高いと考えられます。

その理由は、実弥の荒々しく強面な性格や「殺」という口癖が、つぶあんのイメージと合致するからです。

つぶあん派の可能性が高い具体的な理由は以下の通りです。

つぶあんのおはぎには「皆殺し」という別名があります。

これは、実弥の口癖である「殺」や、彼の羽織に書かれた「殺」の文字と見事にマッチしています。

「皆殺し」という言葉から連想される雰囲気は、まさに実弥そのものです。

さらに、実弥が持っているおはぎを描いたイラストを見ると、つぶあん風に描かれているように見えます

これは公式のイラストではありませんが、つぶあんのおはぎをイメージさせる描写かもしれませんね。

こしあん派の可能性もゼロではない

ただし、不死川実弥がこしあん派である可能性も完全にはゼロではありません。

作中で実弥の好きなおはぎの種類について明言されているわけではないので、こしあん派の可能性も排除できないのです。

作中では、実弥が和菓子を好物としていることは言及されています。

しかし、具体的にどのような和菓子が好きなのかは明かされていません。つぶあん派だと断定できる決定的な根拠がない以上、こしあん派の可能性も否定しきれないでしょう。

また、こしあんは上品で洗練された味わいが特徴です。

実弥は荒々しい性格の持ち主ですが、一方で侍としての誇りや美学も持ち合わせています。そのような実弥なら、こしあんのような繊細で上品な味わいも好む可能性は十分にあると考えられます。

さらに、実弥なりのこだわりがあるかもしれません。

例えば、見た目はつぶあんでも、中身はこしあんという独自のスタイルを好んでいる可能性もゼロではありません。作中で明言されていない以上、実弥のおはぎ好きの真相は謎のままなのです。

こしあん派の可能性は低いと思われますが、完全に否定することもできません。実弥のおはぎ好きには、まだまだ秘密が隠されているのかもしれませんね。

あなたなら、実弥がつぶあん派なのかこしあん派なのか、どちらだと思いますか？ 想像を膨らませるのも、作品の楽しみ方のひとつですよ！

不死川実弥のおはぎに関する気になる疑問点？

不死川実弥のおはぎ好きは有名ですが、彼にまつわる気になる疑問点もいくつかあります。

それでは、不死川実弥に関する代表的な2つの疑問点について見ていきましょう。

• 実弥は最終的に死亡したのか、子孫はいるのか
• 実弥が弟の玄弥に厳しい理由は何か

不死川実弥は死亡したの？子孫は？

引用：吾峠呼世晴/鬼滅の刃/集英社

結論から言うと、不死川実弥は死亡しておらず、子孫もいることが分かっています。最終決戦で瀕死の重傷を負いながらも、頑丈な体質と強い生への執着心で何とか生き延びたのです。

不死川実弥は無惨との最終決戦で瀕死の重傷を負います。が生きています。

そして物語の最終話では、大正時代を舞台に実弥にそっくりな容姿の警官・不死川実弘が登場します。

実弘は「不死川実弥の子孫」であると説明されており、実弥が結婚して子孫を残したことが分かるのです。

以上の理由と根拠から、不死川実弥は最終決戦を生き延び、のちに子孫を残したと言えるでしょう。

不死川実弥はなぜ不死川玄弥（弟）に厳しいの？

不死川実弥が弟の玄弥に厳しく接する理由は、玄弥を鬼から守り、強くしたいという思いがあるからです。

一見冷たく見える態度の裏には、弟を思う兄としての愛情が隠れているのです。

幼い頃、実弥と玄弥は母親が鬼に変貌し、弟妹たちを襲うという悲惨な出来事を経験しました。

家族を奪われたトラウマから、実弥は玄弥を鬼の脅威から守るために厳しく接するようになったのです。

また、玄弥を戦わせたくなかったのでしょう。「実際に鬼を食べて強くなって。」と玄弥が発した際に本気で目をつぶそうとしています。

不死川兄弟の絆は、一見ぎくしゃくしているようで、実は誰よりも強いのかもしれませんね。

【まとめ】不死川実弥のおはぎ好きな理由と意外な背景について

本記事では不死川実弥のおはぎ好きな理由と背景について解説しました。

改めて簡潔にまとめます。

普段は強面で乱暴な印象の実弥ですが、おはぎを通して柔らかな一面が見えてきます。

また、おはぎの別名である「皆殺し」は、実弥の口癖「殺」と意味が通じています。

さらに、菊の花の意味や、家族を思う気持ちなど、おはぎ好きの背景には実弥の人となりが反映されているのです。

鬼滅の刃のキャラクターは、それぞれ隠された一面を持っているので、探るのがとっても楽しいですよ。