鬼滅の刃累の家族構成まとめ！兄弟の名前や能力を解説

累の家族は父、母、兄、姉の4人ですが、実は血のつながりはありません。

累が弱い立場の鬼たちを脅して、自分の理想の家族を作り上げたのです。

そこで今回は、鬼滅の刃に登場する累の家族構成について、兄弟の名前や能力とともに紹介します！

鬼滅の刃の累の家族構成

累は那田蜘蛛山を拠点に、父、母、兄、姉の4人の鬼と共に暮らしていました。

しかし、累の家族は本当の家族ではなく、累によって集められた仮初めの家族だったのです。

• 累の家族は父、母、兄、姉の4人
• 累の家族は本当の家族ではない
• 累が家族を作った理由

累の家族は一見幸せそうに見えますが、その裏には累の悲しい過去が隠されていました。

それでは、累の家族について詳しく見ていきましょう。

累の家族は父、母、兄、姉の4人

累の家族は、父蜘蛛、母蜘蛛、兄蜘蛛、姉蜘蛛の4人の鬼で構成されています。

彼らは那田蜘蛛山を拠点に、累を中心とした家族ごっこをしていました。

姉蜘蛛は鬼殺隊から逃げてきた鬼を装い、累に助けを求めるという役割を演じていました。

また、兄蜘蛛は鬼殺隊の剣士を捕らえ、累の元へ連れてくる役割を担っていたのです。

累の家族は、累の理想とする家族像を演じることで、累の歪んだ願望を満たす存在だったと言えるでしょう。

累の家族は本当の家族ではない

累は弱い立場の鬼を助けると見せかけて、自分の血を与えて家族として従わせていたのです。

累の家族の実態は残酷なものでした。

アニメでは、姉蜘蛛の姉という鬼が登場しましたね。

彼女は累の元から逃げ出そうとしましたが、姉蜘蛛に密告され、累に処刑されてしまったのです。

これもまた、累の家族が本当の絆で結ばれていないことを表しています。

累の家族は、累の独りよがりな願望によって歪められた、悲しい関係性だったと言えるでしょう。

累が家族を作った理由

では、なぜ累は仮初めの家族を作ったのでしょうか？

それは、累が人間だった頃に経験した、家族の絆への憧れが理由でした。

累が家族を作った背景には以下のようなエピソードがあります。

• 人間時代、川で溺れた子供を助けて死んだ親の話を聞いた
• その親は命を懸けて子供を守る親の役目を果たしたと感動した
• 鬼になった後、人を喰う姿を見た両親に殺されそうになった
• 怒りに我を忘れ、両親を殺してしまい、家族の絆を失った

累は人間時代に感じた家族愛への憧れを、鬼になっても持ち続けていたのです。

しかし、鬼となった累には本当の家族を作ることはできません。

そこで、累は弱い立場の鬼を脅して、自分の理想とする家族を演じさせていたのでしょう。

それは 累の歪んだ家族愛への執着心の表れだったのかもしれませんね。

累の家族のメンバー

累は本物の家族の絆を求めて、弱い立場の鬼たちを脅して従わせ、自分の理想とする家族を演じさせていました。

• 父蜘蛛の特徴と能力
• 母蜘蛛の特徴と能力
• 兄蜘蛛の特徴と能力
• 姉蜘蛛の特徴と能力

累の家族は、累から与えられた役割を果たすことを強要されていたのです。

父蜘蛛の特徴と能力

父蜘蛛は、屈強な体格を誇る蜘蛛の鬼です。

顔は完全に蜘蛛そのものに変貌しており、理性を失っています。

父蜘蛛の能力は以下の通りです。

• 人一人が隠れられるほど太い木を軽々と叩き折る怪力
• 並の力では斬れないほど硬い筋肉
• 脱皮によるパワーアップ

例えば、伊之助に片腕を斬り落とされた父蜘蛛は、脱皮によって巨大化し、さらに強くなりました。

父蜘蛛は累の命令に従えなかったために、知性を奪われたのかもしれませんね。

累の理不尽な要求に応えられず、罰として理性を奪われてしまったのでしょう。

母蜘蛛の特徴と能力

母蜘蛛は、幼い少女の姿をした鬼です。

母蜘蛛は元々弱小の鬼で、累に助けを求めて家族に加わりました。

母蜘蛛の能力は以下の通りです。

• 他者を操る「傀儡の血鬼術・操り糸」
• 累から分け与えられた血鬼術
• 母親役を演じることを強要されている

アニメでは、母蜘蛛が子供の姿に戻ってしまい、累に虐待されるシーンがありました。

母親役を十分に演じられないと、容赦なく折檻されてしまうのです。

累の歪んだ母親像を演じ続けるのは、母蜘蛛にとって苦痛だったことでしょう。

兄蜘蛛の特徴と能力

兄蜘蛛は、顔は累に似ているものの、体は蜘蛛そのものの鬼です。

兄蜘蛛の能力は以下の通りです。

• 人面蜘蛛化毒で人間を蜘蛛の姿に変える
• 斑毒痰で毒を吐き攻撃する
• 那田蜘蛛山に激しい異臭を発生させる

例えば、鬼殺隊の剣士を捕らえて累の元へ連れてくるのが、兄蜘蛛の役割でした。

人面蜘蛛化毒で捕らえた剣士を操り、仲間同士で殺し合いをさせていたのです。

斑毒痰は一撃必殺の強力な毒攻撃。兄蜘蛛は遠距離からの奇襲に長けた鬼と言えるでしょう。

姉蜘蛛の特徴と能力

姉蜘蛛は、家族の中で最も要領の良い鬼です。

姉蜘蛛の能力は以下の通りです。

• 糸束・繭糸で獲物を捕らえる
• 溶解の繭で獲物を溶かす
• 他の鬼を上手く利用して立ち回る

例えば、姉蜘蛛は鬼殺隊から逃げてきた鬼を装い、累に助けを求める役割を演じていました。

しかし、それは累の元から逃げ出そうとした姉蜘蛛の姉を密告するためだったのです。

姉蜘蛛にとって、累の家族ごっこは馬鹿馬鹿しいものでしかありませんでした。

姉蜘蛛の最期は、しのぶの毒で殺されるという皮肉なものでしたね。

累の人間時代の過去

累は人間だった頃、生まれつき体が弱く、家族と共に不遇な少年時代を過ごしていました。

そんな累が家族の絆に強く憧れるようになったのには、悲しい過去が関係していたのです。

• 病弱だった少年時代
• 両親を殺害した経緯
• 家族への強い憧れがあった

累の人間時代の過去を知ることで、彼が鬼になってからも家族にこだわり続けた理由が見えてきます。

それでは、累の人間時代について詳しく見ていきましょう。

病弱だった少年時代

累は人間だった頃、生まれつき体が弱く、外を歩くだけでも数歩で倒れてしまうほどでした。

そのため、同年代の子供たちと遊ぶことはできず、殆ど寝たきりで家族と暮らしていました。

累の少年時代は以下のような状況でした。

• 走ることはおろか、歩くのもままならないほど虚弱
• 同年代の子供と遊ぶなどの交流ができない
• 両親と3人で暮らす、不遇な日々を過ごしていた

例えば、ある日診察のために鬼舞辻無惨が訪れた際、無惨は累の窮状を見て「可哀想に、私が救ってあげよう」と声をかけました。

おそらくこの時、無惨から血を分け与えられ、累は鬼になったのだと思われます。

病弱で辛い日々を過ごしていた累にとって、無惨の言葉は救いのように感じられたことでしょう。

しかし、鬼となった累を待っていたのは、さらなる不幸でした。

両親を殺害した経緯

ある晩、累は両親と親しい人物を殺してしまいます。

それに激怒した父親は、包丁を持って累を殺そうとしました。

母親も累の殺害を止めようとはせず、ただ泣くばかりでした。

母親は最期に「丈夫な体に産んであげられなくてごめんなさい」と言い残しました。

父親も「大丈夫だ累、一緒に死んでやるから」と言いながら息絶えたのです。

親に殺されそうになり、怒りで我を忘れた累は、結局自分の手で両親を殺めたのです。

この出来事は、累の心に深い傷を残しました。

家族への強い憧れがあった

累は人間だった頃、川で溺れた子供を助けるために命を落とした親の話を聞いたことがありました。

その親は、子供を守るために親としての役目を果たしたのだと感動したのです。

累はそこから、家族の絆や親の愛情について考えるようになりました。

しかし現実の累の家族は、累を殺そうとするほど冷酷なものでした。

両親を殺した後、累は家族の絆を自ら断ち切ってしまったことを後悔します。

鬼舞辻無惨に励まされはしたものの、累の中の家族への憧れは消えることはありませんでした。

そこで累は、自分の理想とする家族を無理矢理にでも作ろうと考えたのです。

累と家族の最期

累と家族の最期は、鬼殺隊との死闘の中で迎えました。

累は家族の絆を求めて作った仮初めの家族でしたが、その最期には累なりの家族愛が垣間見えたのです。

• 累と家族の死闘の顛末
• 累の最期の心情
• 累の家族への想いとは

累の最期を知ることで、彼の家族への執着心の理由が分かるかもしれません。

それでは、累と家族の最期について詳しく見ていきましょう。

累と家族の死闘の顛末

累と家族は、那田蜘蛛山に乗り込んできた鬼殺隊と壮絶な死闘を繰り広げました。

しかし、柱の実力と炭治郎たちの活躍により、次々と討たれていきます。

累と家族の死闘の顛末は以下の通りです。

父蜘蛛は炭治郎・伊之助・冨岡義勇の前に敗れ去りました。

母蜘蛛は、累の元から解放されることを望み、冨岡義勇の優しい剣「干天の慈雨」に首を斬られて逝きました。

兄蜘蛛は、雷の呼吸を会得した善逸の「霹靂一閃」によって、首を斬り落とされたのです。

姉蜘蛛は、しのぶの毒を受けて「お兄様、申し訳ございません…」と詫びて死亡。

こうして累の家族は、鬼殺隊によってことごとく討たれてしまったのでした。

累の最期の心情

家族を失った累は、炭治郎との死闘の最中、ふと昔の記憶を思い出します。

それは、累が人間だった頃、川で溺れた子供を助けて死んだ親の話でした。

累の最期の心情は以下の通りです。

• 親が命を懸けて子供を守る姿に感動した
• 鬼になってからも、家族の絆への憧れが消えなかった
• 仮初めの家族を作ったのは、家族愛を求めていたから

例えば、累は炭治郎に「俺は家族が欲しかっただけなんだ」と心情を吐露します。

鬼になっても家族への想いを断ち切れなかった累は、無理矢理にでも家族を作ろうとしたのです。

しかし、累の歪んだ家族愛は、本物の絆には程遠いものでした。

炭治郎に「お前の作った家族は、お前の都合のいい操り人形だ」と指摘され、累は激昂します。

累にとって、家族とは自分の願望を満たす道具でしかなかったのかもしれません。

累の家族への想いとは

累は最期に、炭治郎に「俺は家族を探していたんだ」と告白しました。

鬼となり、人を喰らう化物となった累は、心の奥底で家族の温もりを求めていたのです。

累の家族への想いは以下の通りです。

• 鬼になっても、家族への憧れを捨てきれなかった
• 仮初めの家族を作ったのは、寂しさを紛らわすため
• 最期まで、本当の家族を求め続けていた

例えば、累は幼い頃に両親を殺害した罪悪感から、家族を求めるようになったのかもしれません。

しかし、累の求める家族像は歪んでおり、恐怖で家族を支配する結果となってしまいました。

累は最期まで、自分を愛してくれる家族を探し求めていたのでしょう。

しかし、その願いは叶うことなく、累は炭治郎の刃に斬られ、散っていったのです。

累に関する気になる疑問

累について、まだまだ気になる点が多いですよね。

ここでは、累に関する疑問を4つピックアップして、分かりやすく解説していきます。

• 蜘蛛にされた人は誰？
• 累は何編で登場する？
• 累はなぜ死んだのか
• サイコロステーキ先輩とは

累の家族や最期について知ることで、彼の人物像がより深く理解できるはずです。

鬼滅の刃で蜘蛛にされた人は誰ですか？

累の家族は、元は人間だった鬼たちです。

累に助けを求めて那田蜘蛛山にやってきた弱い鬼たちを、累が無理矢理家族にしたのです。

累が蜘蛛にした鬼は以下の通りです。

• 父蜘蛛、母蜘蛛、兄蜘蛛、姉蜘蛛の4人
• アニメ第21話に登場した姉蜘蛛の姉
• その他、累の元に集まった多数の鬼たち

例えば、姉蜘蛛の姉は鬼殺隊に追われて那田蜘蛛山に逃げ込み、累の家族に加わりました。

しかし、姉蜘蛛の姉は累の元から逃げ出そうとして、結局処刑されてしまったのです。

累は弱い立場の鬼たちを脅して、無理矢理家族にしていたと言えるでしょう。

累の歪んだ家族愛は、鬼たちにとって恐怖以外の何物でもなかったのかもしれません。

鬼滅の刃の累は何編で登場しますか？

累は、鬼滅の刃の「那田蜘蛛山編」で初登場します。

那田蜘蛛山編は、漫画では第28話から第51話まで、アニメでは第20話から第26話までです。

アニメ第21話では、炭治郎たちが那田蜘蛛山に到着。

そこで待ち構えていたのが、累と彼の家族だったのです。

累は作中で初めて登場した、現役の十二鬼月。

物語序盤の大ボスとして、炭治郎たちの前に立ちはだかりました。

那田蜘蛛山編は、炭治郎と禰豆子の成長を描いた重要な物語。

ぜひ漫画やアニメで、累の活躍をチェックしてみてくださいね。

累はなぜ死んだの？

累は那田蜘蛛山で、炭治郎と義勇の連携攻撃によって倒されました。

累が死んだ理由は以下の通りです。

• 炭治郎の「ヒノカミ神楽」で頸を斬られ動きが止まった
• 義勇の「凪」で頸を完全に斬り落とされた
• 最後は炭治郎に「家族になりたかっただけ」と心情を吐露して死亡

鬼になっても家族への想いを断ち切れなかった累の、悲しい最期でした。

しかし累の願いは、歪んだ形でしか叶えられなかったのかもしれません。

累の死によって、彼の悲しい過去に一つの区切りがついたのでしょう。

サイコロステーキ先輩について知りたい

サイコロステーキ先輩は、那田蜘蛛山で累に殺された鬼殺隊の剣士です。

サイコロステーキ先輩について知っておくべきポイントは以下の通り。

• 「俺は安全に出世したいんだよ」と死亡フラグを立てまくった
• 累に一瞬で切り刻まれ、文字通り”サイコロステーキ”になった
• 愛すべきキャラとして大人気。人気投票で35位に

例えば、サイコロステーキ先輩は「そこそこの鬼を一匹倒して下山するぜ」と豪語。

しかし、累の前に出るなり一瞬で細切れにされ、あっけなく退場してしまいました。

サイコロステーキ先輩は、まさに累の強さを象徴する存在。

愛すべき脇役キャラとして、ファンから根強い人気を集めています。

【まとめ】鬼滅の刃累の家族構成！兄弟の名前や能力を解説

今回は、鬼滅の刃に登場する下弦の伍・累の家族構成や、兄弟の特徴、名前、能力などについてまとめました。

累が集めた家族は、本人の歪んだ家族愛によって形成された、仮初めの家族でした。

しかし累は、その家族を心から大切にしていたのです。

• 累は人間時代に家族を失った悲しみを持つ
• 弱い鬼に無理矢理、累の「家族」を演じさせた
• その背景には、家族への強い憧れがあった

累の過去を知ると、あの狂気じみた「家族ごっこ」にも、切ない想いが垣間見えるよね。

累の家族をめぐるドラマは、鬼滅の刃の物語に深みを与えているんだ。