【鬼滅の刃】黒死牟の最強技！月の呼吸の秘密に迫る

実は、黒死牟は鬼でありながら呼吸法を使える唯一無二の存在なのです。

彼が編み出した月の呼吸は、一振りで無数の三日月状の刃を放ち、攻守ともに隙のない最強の呼吸法なのです。さらに、月の呼吸には全16型もの技があり、血鬼術との組み合わせでさらに強力な攻撃が可能になります。

この記事では、黒死牟の驚くべき能力と技の数々を詳しく解説します。また、彼が鬼となった悲しい過去や、弟の縁壱との関係性にも迫りますね。

黒死牟と月の呼吸の概要

黒死牟と月の呼吸の概要について説明します。黒死牟と月の呼吸の特徴は以下の3点です。

それぞれ詳しく見ていきましょうね。

黒死牟とは何者か

黒死牟とは、鬼滅の刃に登場する上弦の壱。最強クラスの鬼です。

鬼舞辻無惨に次ぐ強さを誇る存在で、190cmという高身長に炎のような痣が特徴的ですね。

人間だった頃は継国巌勝という名前でしたが、双子の弟・縁壱への嫉妬心から、鬼となる道を選びました。

鬼でありながら呼吸を使える、唯一無二の存在なんです。黒死牟の複雑な経緯と圧倒的な力は、物語に大きなインパクトを与えていますね。

月の呼吸の特徴と強さ

月の呼吸は黒死牟が編み出した呼吸と血鬼術をあわせた最強の呼吸法です。

一振りで無数の三日月状の刃を放ち、鬼殺隊の柱が複数人で挑んでも太刀打ちできないほど強力。

変幻自在の刀と高い再生能力も合わさり、攻守ともに隙のない戦闘スタイルとなっています。

無限城での戦いでは、柱3人がかりでも黒死牟に圧倒され、致命傷を負わされるほどでした。

月の呼吸の使い手は黒死牟のみ

黒死牟が独自に生み出した月の呼吸には、黒死牟以外に使い手がいません。

日の呼吸が炭治郎の時代まで受け継がれたのに対し、月の呼吸は鬼となった黒死牟だけの技なんです。

作中では16もの型が登場し、他の呼吸よりも多彩な技の数々が披露されましたね。黒死牟が長い年月をかけて鍛え上げてきた結果であり、彼の執念の深さを物語っています。

まさに黒死牟という稀代の剣士が生み出した、唯一無二の呼吸法といえるでしょう。

月の呼吸の型と技一覧

一覧にしました

型	技名	概要
壱ノ型	闇月・宵の宮	横に斬りつける居合斬り。単純な一撃でも回避は困難。
弐ノ型	珠華ノ弄月	前方に三連の斬撃を放ち取り囲むようにして斬り裂く。
参ノ型	厭忌月・銷り	横薙ぎの斬撃を複数個飛ばす。
伍ノ型	月魄災渦	巨大な刀で渦を巻くように周囲を切り裂く。
陸ノ型	常夜孤月・無間	霞のような斬撃で広範囲を一瞬で斬る。
漆ノ型	厄鏡・月映え	巨大な刀で月を映すような斬撃を放つ。
捌ノ型	月龍輪尾	龍のしっぽのように曲線を描く斬撃。
玖ノ型	降り月・連面	広範囲から降り注ぐ連続斬撃。
拾ノ型	穿面斬・籮月	ノコギリ歯のような回転する前方多重斬撃。
拾肆ノ型	兇変・天満繊月	広範囲の左右連続斬撃。
拾陸ノ型	月虹・片割れ月	広範囲から降り注ぐ6箇所同時斬撃。最終奥義。

• 月の呼吸は全16型あり、鬼滅の刃の中で最多の技を誇ります。
• 壱ノ型から陸ノ型までは比較的シンプルな技ですが、漆ノ型以降は血鬼術の要素が強くなり、刀を巨大化させて強力な斬撃を繰り出します。
• 肆ノ型と拾壱ノ型〜拾参ノ型、拾伍ノ型の詳細は不明です。

月の呼吸の当たり判定の恐ろしさ

月の呼吸の当たり判定の恐ろしさについて、その理由は下記のとおりです。

1つずつ詳しく解説していきましょう。

三日月の斬撃波にも当たり判定がある

月の呼吸の恐ろしさの1つは、三日月の斬撃波にも当たり判定があることです。

月の呼吸は、斬撃波が広がるため、避けるのが非常に難しいんですよ。

斬撃波が見えにくいこともあり、予測が難しいんです。
黒死牟の月の呼吸は、斬撃の軌道に沿って三日月型の刃が付いてきます。

この刃は常に大きさや形が変わり、回避の難易度をさらに高めているんですね。だから敵は斬撃波を避けたつもりでも、三日月型の刃に当たってしまうことが多いんです。

この三日月で無一郎は真っ二つに。

常に変化する不規則な攻撃範囲

月の呼吸のもう1つの恐ろしさは、常に変化する不規則な攻撃範囲です。

攻撃範囲が一定でないため、敵は防御や回避が難しいんですよ。

例えば、攻撃が右から来ると思ったら、次は左から来ることもあります。この不規則さが、敵を混乱させるんです。

黒死牟の斬撃は、月が満ち欠けするように効果範囲が不規則に揺らぎます。

さらに、斬撃波には無数の三日月型の細かい刃が付いており、これも常に形状が変化するんですね。

このため、敵は攻撃の予測が非常に難しく、回避が困難なんです。

並外れた経験と直感が必要

月の呼吸を避けるには、並外れた経験と直感が必要なんです。

例えば、敵の動きを瞬時に読み取り、次の攻撃を予測する能力が必要ですよね。

柱最強と言われた「悲鳴嶼行冥」「不死川実弥」でもやっとでしたしね。

黒死牟の斬撃は、他の呼吸の技とは異なり、エフェクトにも当たり判定があります。

そのため、敵は斬撃の軌道だけでなく、エフェクトの動きも予測しなければならないんです。

月の呼吸の当たり判定の恐ろしさ

月の呼吸の当たり判定の恐ろしさについて、その理由は下記のとおりです。

それぞれ詳しく解説していきましょう。

最多の16もの型を持つ

月の呼吸は、他の呼吸と比べて最多の16もの型を持っているんです。

型とは、剣術の技の名前のことですね。月の呼吸には、壱ノ型から拾陸ノ型まで、合計16もの型があるんですよ。

例えば、壱ノ型は「闇月・宵の宮」、弐ノ型は「珠華ノ弄月」、参ノ型は「厭忌月・銷り」と呼ばれています。

このように、それぞれの型には独自の名前が付けられているんです。

多くの型を持つのは、月の呼吸が長い年月をかけて磨かれてきた剣術だからなんですね。

黒死牟は400年以上の長い年月をかけて、月の呼吸の型を増やし続けてきたんです。

漆の型以降は大太刀で範囲が拡大

月の呼吸の恐ろしさは、漆ノ型以降の型で更に増します。

漆ノ型以降は、黒死牟が使う刀「虚哭神去」が大太刀に変形するんですよ。

この大太刀を使うことで、攻撃の範囲が格段に広がるんです。

例えば、漆ノ型「厄鏡・月映え」は、遠距離から複数方向に地を這う高速の斬撃を5本放ちます。

さらに、その合間を埋める三日月型の斬撃も伴うんですね。

このように、漆ノ型以降は大太刀を使うため、攻撃範囲が広がり威力も増すんです。

それまでようやく対等に戦えていた柱でも、この攻撃を避けるのが難しくなるんですよ。

血鬼術との組み合わせで更に強化

月の呼吸の最大の恐ろしさは、血鬼術との組み合わせにあります。

血鬼術とは、鬼の持つ特殊な能力のことですね。

黒死牟は、月の呼吸の技に血鬼術を組み合わせることで、さらに強力な攻撃を生み出しているんです。

具体的には、月の呼吸の斬撃波に、血鬼術で生み出した無数の三日月型の刃が付随するんですよ。

この三日月型の刃にも当たり判定があり、避けるのが非常に難しくなっているんです。

さらに、血鬼術を使えば、黒死牟は全身に刃を生やして広範囲攻撃も可能になります。

つまり、刀さえ要らない程の強力な技が使えるようになるんですね。

黒死牟が月の呼吸を使う理由

黒死牟が月の呼吸を使う理由は以下の3つ。

それぞれ見てみましょう。

継国巌勝が日の呼吸を会得できず

継国巌勝は、弟の縁壱の才能に嫉妬心を抱き、日の呼吸を会得できませんでした。

幼い頃から縁壱は剣の才能を発揮し、巌勝は努力を重ねてもなかなか追いつけなかったんです。

日の呼吸は縁壱が編み出した呼吸法であり、巌勝が会得することは精神的に難しかったんですね。

また、人間の身体能力には限界があり、巌勝は鍛錬を積んでも一定以上の力は得られないことを悟りました。

そこで、巌勝は独自の呼吸法である「月の呼吸」を編み出し、自分の長所を生かした最適な呼吸法を追求したんです。

鬼舞辻無惨との利害が一致

鬼舞辻無惨は自分に仇なす者を根絶やしにするため、呼吸法を使える剣士を鬼にすることに興味を持ちました。

一方、継国巌勝は人間の身では限界を感じ、更なる力を求めていたんです。

そこで、無惨から鬼になることを持ちかけられた巌勝は、鬼の力を得ることで縁壱を超えられると考えたんですね。

こうして、無惨と巌勝の利害が一致し、巌勝は鬼となりました。

鬼となった巌勝は、月の呼吸と鬼の力を組み合わせることで、最強の鬼となったんです。

鬼の身体能力で最大の力を発揮

鬼となった黒死牟は、再生能力や五感の強化などの鬼の身体能力を最大限に活用することで、圧倒的な強さを発揮することができました。

また、月の呼吸は俊敏な動きと強靭な身体を必要とする剣技であり、鬼の身体能力との相性が非常に良かったんですね。

さらに、黒死牟は月の呼吸と鬼独自の能力である血鬼術を組み合わせることで、剣技の威力を高めることができたんです。

月の呼吸に関する気になる疑問

月の呼吸は鬼滅の刃に登場する強力な呼吸法の一つです。

月の呼吸の使い手である黒死牟や、黒死牟と縁壱の関係性など、気になる点は多いですよね。

そこで今回は、以下の3つの疑問について詳しく解説していきます。

月の呼吸の秘密に迫るべく、一つずつ見ていきましょう。

鬼滅の刃で最強の呼吸は？

結論から言うと、鬼滅の刃で最強の呼吸は「日の呼吸」だと考えられます。

その理由は、日の呼吸が全ての呼吸の元となる始まりの呼吸だからです。

例えば、日の呼吸の使い手である継国縁壱の剣技は非常に美しく、まるで神のように舞っていたと伝えられています。

その姿はあまりにも美しかったため、神楽として竈門家に伝わったのです。

しかし、日の呼吸を極めるには相応の体力と才能が必要不可欠。

炭治郎でさえ、日の呼吸の型を一つ使っただけで体が動かなくなるほど消耗してしまいました。

黒死牟が鬼になった理由は何ですか？

黒死牟が鬼になった理由は、双子の弟である継国縁壱の強さを超えたかったからです。

黒死牟は幼い頃から縁壱の才能を妬み、いつか超えたいという思いを強く抱いていました。

その思いは嫉妬や憎しみに近い感情で、黒死牟の心を蝕んでいったのです。

黒死牟が鬼になるまでの経緯は以下の通りです。

• 母親の死をきっかけに、縁壱が家出して2人は離れ離れに
• 再会した縁壱は日の呼吸の使い手となり、人格者になっていた
• 劣等感を抱いた黒死牟は鬼狩りの道へ進むが、日の呼吸は会得できず
• 痣が出た人間の寿命は25歳までと知り、絶望する
• そこへ現れた無惨の誘惑に乗り、鬼となることを決意した

黒死牟は鬼となることで永遠の時を得て、いつか縁壱を超えようとしたのです。

しかし、その思いは最期まで叶うことはありませんでした。

黒死牟と縁壱はどんな関係があったの？

黒死牟と縁壱は双子の兄弟であり、幼い頃は仲の良い兄弟でした。

しかし、縁壱の才能が開花するにつれ、黒死牟は強い嫉妬心を抱くようになります。

• 再会時、縁壱は日の呼吸の使い手となり非の打ち所がない人格者に
• 劣等感から、黒死牟は家族を捨てて鬼狩りの道へ進む
• 鬼となった黒死牟は縁壱と対峙するが、結局勝つことはできなかった

80歳を超えた縁壱が黒死牟よりも強かったのです。黒死牟は最後まで、縁壱への嫉妬心に囚われ続けたのです。

まとめ｜黒死牟と月の呼吸の特徴、黒死牟の技について

黒死牟は鬼滅の刃に登場する最強クラスの鬼で、鬼でありながら呼吸法を使える唯一無二の存在です。

彼が編み出した月の呼吸は、一振りで無数の三日月状の刃を放ち、攻守ともに隙のない最強の呼吸法です。

月の呼吸には16もの型があり、漆ノ型以降は大太刀を使うことで攻撃範囲が広がります。

さらに、血鬼術との組み合わせで威力が増すのも特徴です。

黒死牟は人間時代、弟の縁壱への嫉妬心から鬼となる道を選び、鬼の身体能力と血鬼術を駆使して最強の鬼剣士となったのです。

項目	内容
黒死牟の特徴	鬼でありながら呼吸法を使える唯一無二の存在
月の呼吸の特徴	一振りで無数の三日月状の刃を放ち、攻守ともに隙がない
月の呼吸の型	全16型あり、漆ノ型以降は大太刀を使うことで攻撃範囲が広がる
血鬼術との組み合わせ	月の呼吸と血鬼術を組み合わせることで、さらに強力な攻撃が可能
黒死牟が鬼になった理由	弟の縁壱への嫉妬心から、鬼となる道を選んだ
黒死牟と縁壱の関係	戦国時代に武家の継国家に双子の兄弟として生まれたが、才能の差から悲しい運命をたどる