【下弦の壱】魘夢の過去を徹底解説！人間時代から鬼になった理由まで！性別は？

謎多き上限の壱・魘夢。人間だった頃の話は実は既に発表されていたってご存知でしたか？

サイコパスな性格で無惨に腸を食いちぎられたところで鬼にされました。

意外と知られていない魘夢の過去や人間から鬼になった理由を、本記事で解説しますね。

魘夢の過去は？人間から鬼になった理由

魘夢の過去と鬼になった理由を詳しく見ていきましょう。

魘夢の人間時代の特徴や、鬼になった理由を知ることで、性格や行動の背景が見えてきます。

以下の3つのポイントに注目して、解説していきますね。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。

人間だった頃の魘夢の特徴

魘夢は人間の頃から、かなり特殊な性格の持ち主でした。

夢と現実の区別がつかない子供だったことが、作中で明かされています。

これは魘夢の後の行動や能力に大きく影響したと考えられますね。

人間の頃から歪んだ性格を持っていたことがわかります。

特に、他人を喜ばせた後に突然絶望させるという行為は、後の鬼としての性格にも通じるものがありますね。

人間を幸せな夢で安心させた後、悪夢に変えて絶望させる魘夢の手口は、人間時代の経験が生かされているのでしょう。

魘夢が鬼になった理由

では、なぜ魘夢は鬼になったのでしょうか。

実は、魘夢は鬼の始祖・鬼舞辻無惨に出会ったことがきっかけで鬼になりました。

致命傷を負った魘夢は、無惨に腸を食べられた時、痛みを感じませんでした。

そのため、無惨の力を羨み、褒めたのです。

この行動が無惨の興味を引き、魘夢は鬼に変えられたのです。

つまり、魘夢は自ら望んで鬼になったわけではなかったのですね。

ただ、無惨の力を羨むような発言をしたことが、鬼になるきっかけになったんですよね。

この出来事が、無惨に対する魘夢の崇拝の念を強めたのかもしれません。

人間時代のトラウマや経験

魘夢の人間時代のトラウマや経験が、鬼としての行動に影響を与えています。

具体的なトラウマは明かされていませんが、いくつかの推測ができます。

夢と現実の区別がつかなかったという設定から、幼少期から現実世界に適応できなかったのかもしれません。

また、残酷な催眠療法を行っていたことから、自身のトラウマを紛らわすためだったとも考えられます。

特に、夢を操る能力は人間時代の特徴と深く関係していると言えますね。

現実世界に適応できなかった魘夢にとって、夢の世界は心地良い場所だったのかもしれません。

そして、その夢の世界で他人を操ることで、現実では得られなかった優越感を得ているのでしょう。

魘夢の性別不明！謎に包まれた外見

魘夢の性別が不明で、謎に包まれた外見をしていますね。

その中性的な容姿は、物語の中でも特徴的な存在となっています。

以下の3つのポイントに注目して、魘夢の性別と外見の謎に迫ってみましょう。

さあ、一つずつ詳しく見ていきましょう！

魘夢の外見的特徴

魘夢の外見は、一目で性別が判断できないほど中性的です。

髪型はボブカットで、整った顔立ちは女性的な印象を与えます。

一方で、服装は和服と洋服を組み合わせた独特のデザインで、性別を判断しづらくしています。

特に、服装のデザインは他の登場人物には見られない特徴です。

上半身は和服、下半身は洋服という組み合わせは、魘夢の中性的なイメージにぴったりですね。

体型も男性的でも女性的でもなく、どこか曖昧な印象を与えます。

魘夢の外見は、単に中性的というだけでなく、不思議な魅力に溢れていると言えるでしょう。

性別が不明確な理由

では、なぜ魘夢の性別は不明確なのでしょうか。

実は、作中で魘夢の性別が明確に言及されていないことが最大の理由なのです。

作者の吾峠呼世晴さんは、意図的に魘夢の性別を明かしていません。

読者の想像力をかきたてる効果があるのですね。

特に、一人称の使い分けは興味深いポイントです。

鬼舞辻無惨と話す時は「私」、それ以外の時は「俺」を使い分けているのですね。

これも魘夢の性別を曖昧にする要因となっています。

声優が男性であることも、声だけでは性別を判断できない理由の一つです。

魘夢役の平川大輔さんの演技力により、中性的な印象が強まっているのですね。

このように、様々な要素が組み合わさって、魘夢の性別を不明確にしているのです。

ファンの間での性別論争（男性説に軍ぱいか）

魘夢の性別が不明確なことから、ファンの間では様々な議論が行われています。

SNSでは「魘夢の性別はどっち？」という話題がよく上がり、白熱した論争が繰り広げられているのです。

魘夢を女性だと考えるファンは、可愛らしい外見や仕草を根拠にしています。

一方、男性説を支持するファンは、一人称が「俺」であること。

男性である決め手は公式のスピンオフ作品『中高一貫☆キメツ学園物語!!』で、魘夢が「魘夢民尾（えんむたみお）」という男性名で登場することも、男性説の根拠となっています。

しかし、これらの議論に決着がつくことはありません。

なぜなら、作者が意図的に性別を明かしていないからです。

この曖昧さこそが、魘夢の魅力の一つとも言えるでしょう。

魘夢の血鬼術や能力について

魘夢の強力な血鬼術と能力について、詳しく解説していきましょう。

その特殊な力は、物語の中でも大きな役割を果たしています。

以下の3つのポイントに注目して、魘夢の血鬼術と能力の秘密に迫ってみましょう。

それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう！

血鬼術「眠り」の詳細

魘夢の血鬼術「眠り」は、相手を強制的に眠らせる恐ろしい能力です。

この能力には、「強制昏倒催眠の囁き」と「強制昏倒睡眠・眼」の2つの方法があります。

前者は魘夢の手の口から眠りの暗示をかける技で、後者は眼を見るだけで相手を眠らせます。

この血鬼術の恐ろしさは、単に眠らせるだけではないところにあります。

夢の世界に閉じ込められた相手は、魘夢の自由自在になってしまうのです。

幸せな夢を見せて安心させたり、悪夢で恐怖に陥れたりと、精神を操ることができるのですね。

つまり、魘夢の血鬼術は物理的にも精神的にも相手を支配下に置く、恐るべき能力だと言えます。

この能力の恐ろしさは、無限列車編で存分に発揮されることになります。

無限列車での能力発揮

無限列車編では、魘夢の血鬼術が物語の鍵を握っていました。

魘夢は無限列車と融合し、全長8両の列車そのものになるという驚異的な能力を見せたのです。

これにより、乗客全員を一度に眠らせ、精神に攻撃を仕掛けることが可能になりました。

特に、眠らせた人間の精神に他の人間を送り込む能力は恐ろしいですね。

魘夢は、この能力で鬼殺隊士の「精神の核」を破壊しようと企んだのです。

普通の人間を操って、鬼殺隊士に立ち向かわせようとしたのですね。

これは、他の鬼には見られない高度な戦略です。

魘夢は無限列車という特殊な環境を最大限に活用し、自身の能力を驚異的なレベルにまで高めたのです。

炭治郎たちを幾度となく追い詰めた魘夢の強さは、この能力なくしては語れません。

無惨から与えられた血の影響

魘夢が無惨から血を与えられたことで、能力は大きく変化しました。

無惨の血は下弦の鬼の中でも、魘夢だけに与えられた特別なものだったのです。

この血を得たことで、魘夢の能力は飛躍的に向上したと考えられています。

そして、無限列車と融合するという特殊能力も、無惨の血がなければ得られなかったでしょう。

列車そのものになるという能力は、他の鬼には見られない魘夢だけの特権です。

血鬼術「眠り」の効果も、格段に上がったと考えられます。

眠らせた人間を自在に操れるようになったのは、無惨の血の影響が大きいはずです。

魘夢の性格：人の不幸を愛する鬼

魘夢の性格ってちょっと度が過ぎてるけど、「人の不幸は密の味」このことわざがマッチする性格ですね。

ここからは魘夢の性格について解説していきますね！

残虐性と快楽主義的な面

魘夢の性格を語る上で外せないのが、その 残虐性と快楽主義的な面 だろう。

人の不幸や苦しみを、まるで芸術品でも見るかのように愉しむ。

それが魘夢の最大の特徴

こんな異常性は、サディズムの極致と言っていいでしょうね。

サディズムっていうのは、他人に苦痛を与えることで快感を得る性癖のこと。

無限列車での所業は、魘夢の残虐性をよく表していると思うのです。

人間を幸せな夢で安心させた後、突然悪夢に引きずり込むなんてやり口は、正気の沙汰じゃないですから。

無惨への忠誠心

魘夢の異常性は、無限列車編で露わになった無惨への忠誠心 にも表れていますね。

無惨のために命を張るどころか、無惨に殺されることすら喜びとしているだから。

普通の鬼なら無惨への恐怖心はあれど、ここまで狂信的な忠誠心は持ち得ないはず。

生殺与奪の権を握る無惨に、魘夢は心の底から惹かれているのかもしれませんね。

パワハラ会議での魘夢の所業は、狂気そのものでした。他の鬼が無惨に次々と屠られていく様を、歓喜の表情で見つめてましたね。

まるで、血まみれの絵画を鑑賞するかのように。

他の鬼との比較

魘夢の異質さは、他の鬼と比べるとよく分かる。

魘夢の残虐性は、上弦の鬼をも凌ぐレベルだと言われているほどだ。

• 生存のために人を喰らう　→　自分本位
• 魘夢は人を喰らうこと自体を愉しむ　→　サディズム

このように、大半の鬼が生存のために人を喰らうのに対し、魘夢は喰らうこと自体を娯楽としている。

無惨への忠誠心も、魘夢は特別だ。

猗窩座の忠誠心は、強さを求める戦士のそれ。

対して魘夢の忠誠心は、無惨への純粋な愛情に近い。

まるで恋する乙女のようだと評されるほどにね。

この異様さこそが、魘夢の本質なのかもしれない。

魘夢の活躍：無限列車編での役割

最期に魘夢の無限列車編での活躍と役割について、詳しく見ていきましょう。

それぞれ解説していきますね。

無限列車での作戦

魘夢は、無限列車で巧妙な作戦を立てました。

魘夢は、自分の体を列車と一体化させ、200人もの乗客を人質にしたのです。

これは、鬼殺隊を出し抜くための策略でした。

魘夢の血鬼術「眠り」を使って、列車の乗客全員を眠らせました。

この中には、炭治郎たちだけでなく、鬼殺隊の柱である煉獄杏寿郎も含まれていました。

魘夢は、眠らせた人間に幸せな夢を見せる代わりに、その人間を鬼殺隊員の無意識領域に潜入させようとしました。

目的は、鬼殺隊員の精神の核を破壊して、廃人にすることでした。

人間の弱さを利用し、現実逃避したい人間を巧みに操ろうとしたのです。

炭治郎たちとの戦い

魘夢と炭治郎たちの戦いは、激しいものでした。

魘夢の血鬼術は強力でしたが、炭治郎たちの強い精神力が魘夢の計画を阻んだのです。

炭治郎、善逸、伊之助は、魘夢の作り出した夢の世界で苦戦しました。

しかし、彼らの強い意志と絆が、魘夢の術を打ち破る鍵となりました。

特に、炭治郎の家族への強い思いが、魘夢の術を破る大きな力となりました。

魘夢は、自分の計画が思い通りに進まないことに焦りを感じ始めます。

炭治郎たちの予想外の強さに、魘夢は徐々に追い詰められていきました。

この戦いは、人間の意志の強さと、鬼の力の限界を示す象徴的な戦いとなりました。

魘夢の最期

魘夢の最期は、あっけないものでした。

魘夢は、鬼殺隊に入ったばかりの炭治郎や伊之助によって、頸を切られて倒されてしまいました。

魘夢は、自分の計画が失敗したことを最後まで信じられませんでした。

「俺は全力を出せていない」と嘆きながら、魘夢は消滅していきました。

魘夢の最期は、彼の性格をよく表しています。

最後まで自分の力を過信し、現実を受け入れられなかったのです。

魘夢が倒されたことで、無限列車は横転し、200人の乗客は救われました。

この出来事は、炭治郎たちの成長と、鬼殺隊の力を示す重要な転換点となりました。

魘夢の最期は、鬼の力の限界と、人間の意志の強さを象徴する出来事だったと言えるでしょう。

【まとめ】鬼滅の刃の下弦の壱・魘夢の人間時代から鬼になるまでの過去と性別の謎について

今回は、鬼滅の刃に登場する下弦の壱・魘夢の人間だった過去から鬼となった理由と、性別の謎について紹介しました。

魘夢は人間時代、周囲から疎まれる存在でした。 そのコンプレックスから、鬼になることを選びます。 しかし外見からは性別が判別できず、ファンの間でも議論の的に。

魘夢のストーリーを通して、人間の弱さと強さについて考えさせられますね。