- 童磨の過去や人間時代はどんな感じだったの?
- 童磨が鬼になった理由って何だろう?
- 童磨ってなんで最後までクズだったの?
童磨は最後まで残虐な性格で、鬼女を食べ物としか見ていないなど、クズな一面が目立ちました。
一体なぜ童磨はそんな風になってしまったのでしょうか。
実は、童磨には人間時代から残虐な性格で、幼少期から多くの人を殺害していた過去があったのです。 さらに、無惨に見出されたことや、人間以上の力を得たいという欲望から、鬼になる道を選んだのでした。
本記事では、童磨の人間時代の過去や鬼になった理由、そしてクズと呼ばれる理由について詳しく解説します。
童磨の簡単なプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 童磨(どうま) |
階級 | 十二鬼月 上弦の鬼・弐 |
血鬼術 | 冷気発生 |
身長 | 187 cm |
体重 | 86 kg |
趣味 | 酒風呂、水煙管(煙草)、舞踊 |
初登場 | 11巻96話「何度生まれ変わっても(前編)」 |
人間時代の名前 | 不明 |
声優 | 宮野真守 |
特徴 | 白橡色の髪、虹色の瞳、常に笑顔 |
過去 | 新興宗教「極楽教」の教祖夫妻の子として生まれる |
鬼になった年齢 | 20歳 |
現在の立場 | 「万世極楽教」の教祖 |
童磨の人間時代の過去は?
童磨の人間時代の過去について、以下の3つの観点から詳しく見ていきましょう。
- 童磨は人間時代から残虐な性格だった
- 幼少期から多くの人を殺害していた
- 家族との関係性が複雑だった
童磨は人間時代から残虐な性格だった
童磨の人間時代の性格は、驚くほど残虐でした。特異な容姿と高い知性を持つ童磨は、「極楽教」という宗教団体の教祖夫妻の子として生まれました。周囲からは「神の声が聞こえる特別な子」として崇められていました。
しかし、実際には神の声など聞こえたことはありませんでした。童磨は幼い頃から基本的な感情や共感性が欠如しており、他人の痛みや苦しみを理解することができませんでした。
例えば、信者たちが悩みを打ち明けても、童磨は内心で信者たちを愚かだと見下していました。冷酷な性格は、後に鬼となってからも変わることはありませんでした。
童磨の残虐な性格は、童磨の行動や価値観に大きな影響を与えていきました。
幼少期から多くの人を殺害していた
童磨が幼少期から直接多くの人を殺害していたという証拠はありません。しかし、彼の残虐な性格と感情の欠如は、後の行動に大きな影響を与えました。
20歳で鬼になった後、童磨は「万世極楽教」の教祖として多くの信者を集めました。そして、彼らを「救済する」という名目で食べていったのです。「命というものは尊いものだ、大切にしなければ」と言いながら、人間を食べ続けるという矛盾した行動は、彼の人間時代からの価値観が反映されていると考えられます。
童磨の残虐性は、幼少期から存在していたのです。人間時代には直接的な殺人行為はなかったかもしれませんが、その萌芽は確実に存在していました。
この残虐性は、鬼になってから完全に開花したと言えるでしょう。
家族との関係性が複雑だった
童磨の家族との関係性は、非常に複雑で衝撃的なものでした。童磨の父親は信者の女性に次々と手を出す人物でした。童磨の母親は父親をナイフで何度も刺して殺害してしまいます。
母親は殺害後、半狂乱になり服毒自殺をしてしまいました。しかし、童磨は壮絶な出来事を目の当たりにしても、何の感情も抱きませんでした。童磨が思ったことは「部屋を汚さないでほしいなぁ」「血の匂いが臭いから早く換気しなきゃ」程度だったのです。
童磨の感情の欠如と家族への無関心さを如実に表すエピソードです。童磨にとって家族は特別な存在ではなく、ただの「愚かな人間」の一部に過ぎなかったのです。
童磨の家族関係が、童磨の歪んだ性格形成に大きな影響を与えたことは間違いありません。
童磨が鬼になった理由は無惨とと欲望が理由だった
童磨が鬼になった理由について、以下の3つの観点から詳しく見ていきましょう。
- 無惨に見出されて鬼になることを選択
- 人間以上の力を得たいという欲望
- 鬼の能力で自由に生きることを望んだ
無惨に見出されて鬼になることを選択
童磨が鬼になったきっかけは、20歳の時の無惨との出会いでした。童磨は自ら望んで鬼になることを選択しました。無惨は童磨の特異な容姿と高い知性、そして何より感情の欠如した性格に強い興味を持ったと考えられます。
童磨にとって、無惨は神のような存在に映ったかもしれません。実際に、鬼になった後も童磨は無惨を崇拝し続けました。例えば、童磨は自身の宗教団体「万世極楽教」の神を無惨に変更しています。
童磨が無惨に強く惹かれ、無惨の力に魅了されていたことがうかがえます。無惨の側にも童磨を鬼にする理由があったはずです。おそらく、童磨の冷酷な性格と高い能力が、無惨の目的達成に役立つと判断したと推測されます。
童磨と無惨、二人の出会いは運命的なものだったと考えられます。
人間以上の力を得たいという欲望
童磨が鬼になったもう一つの理由は、人間以上の力を得たいという強い欲望でした。童磨は人間時代から自分の知性や容姿に自信を持っていましたが、それでも満足できなかったのです。
鬼になることで、不老不死の体と強大な力を手に入れられると考えたと推測されます。実際に、童磨は鬼になった後、上弦の弐という高位の鬼に上り詰めています。童磨の能力の高さを示すと同時に、人間以上の力を得たいという欲望が満たされた証でもあります。
例えば、童磨は自身の血鬼術を使って広範囲を攻撃したり、相手の毒を瞬時に分解したりする能力を持っていました。人間時代の童磨には想像もできなかった力だったでしょう。
人間以上の力への欲望が、童磨を鬼への道へと導きました。欲望は、童磨の鬼としての強さに直結していきました。
鬼の能力で自由に生きることを望んだ
童磨が鬼になった最後の理由は、鬼の能力で自由に生きることを望んだからです。人間時代の童磨は、宗教団体の教祖の子として、ある意味で束縛された生活を送っていました。神の子として振る舞い、信者たちの期待に応えなければならない立場だったのです。
しかし、鬼になることで、束縛から解放されることができました。鬼としての童磨は、自分の欲望のままに行動することができます。例えば、童磨は「万世極楽教」の信者たちを食べることで「救済する」という独自の哲学を持っていました。人間時代には決してできなかった行動です。
また、童磨は他の鬼たちとも自由に関わり、時には挑発的な態度を取ることもありました。自由な生き方は、人間時代の童磨が密かに望んでいたものだったのかもしれません。
鬼になることで童磨は真の自由を手に入れました。自由は、童磨の残虐性をさらに増幅させることになりました。
童磨がクズと呼ばれる3つの理由
童磨がクズと呼ばれる理由について、以下の3つの観点から詳しく見ていきましょう。
- 感情のない残虐な性格だから
- 鬼女性を食べ物としか見ていないから
- うわべだけ良く見せかけていて、本当はウソだらけ
感情のない残虐な性格だから
童磨がクズと呼ばれる最大の理由は、感情のない残虐な性格にあります。童磨は人間や他の鬼に対して一切の共感や同情を示さず、自分の欲望のままに行動します。
例えば、童磨は自身の宗教団体「万世極楽教」の信者たちを食べることを「救済」だと考えていました。人間の命を何とも思わない童磨の残虐性を如実に表しています。さらに、童磨は自分の両親が壮絶な最期を迎えた際も、何の感情も抱きませんでした。
ただ、「部屋を汚さないでほしい」「血の匂いが臭い」といった、非人間的な反応を示したのです。感情の欠如と残虐性は、多くの読者に強い嫌悪感を抱かせます。
童磨の残虐性は、行動のすべてに表れています。童磨の冷酷さは、読者の心に深い印象を残すのです。
鬼女性を食べ物としか見ていないから
童磨がクズと呼ばれる二つ目の理由は、女性を食べ物としか見ていない点です。童磨は美しい女性の鬼を好んで食べ、その美しさを「味わう」ことを楽しんでいました。
童磨は胡蝶しのぶを「美味しそう」と評し、彼女を食べることを楽しみにしていました。女性を単なる「食べ物」や「モノ」として扱う童磨の態度は、極めて卑劣な考え方です。
童磨は自分が食べた女性の鬼たちの記憶を保持し、それを利用して相手を挑発することもありました。童磨は伊之助の母親である琴葉の記憶を利用して、伊之助を激怒させています。
童磨の女性に対する態度は、女性の尊厳を踏みにじるものであり、多くの読者から強い批判を受けています。童磨の行為は、彼の人格の歪みを如実に表しているのです。
うわべだけ良く見せかけていて、本当はウソだらけ
童磨がクズと呼ばれる最後の理由は、童磨の言動がうわべだけ良く見せかけていて、本当はウソだらけだからです。童磨は常に穏やかな笑顔を浮かべ、優しい言葉遣いで人々に接します。
冷酷な計算と欺瞞が童磨の態度の裏には隠されています。例えば、童磨は「万世極楽教」の信者たちに対して、「穏やかな気持ちで楽しく生きる、辛いことや苦しいことはしなくて良い」と説いていました。しかし実際には、童磨はその信者たちを食べることで「救済」しようとしていたのです。
また、童磨は他の鬼たちに対しても友好的な態度を取りますが、それは表面上のものに過ぎません。童磨は自分以外の存在に興味がなく、他者を単なる道具や食べ物としか見ていないのです。
二面性は童磨の人格の歪みを示すものであり、童磨が「クズ」と呼ばれる大きな理由となっています。童磨の言動の裏に潜む真意を見抜くことが、童磨の本質を理解する鍵となるでしょう。
【まとめ】童磨の過去と鬼になった理由から見えるクズな本質
項目 | 内容 |
---|---|
童磨の人間時代の過去 | 残虐な性格で幼少期から多くの人を殺害、家族との関係性も複雑 |
童磨が鬼になった理由 | 無惨に見出されて鬼になることを選択、人間以上の力と自由を得るため |
童磨がクズと呼ばれる理由 | 感情のない残虐な性格、鬼女性を食べ物としか見ていない、うわべだけ良く見せかけている |
童磨は人間時代から残虐な性格で、幼少期から多くの人を殺害するなど、悪らつな面を持っていました。
家族との関係性も複雑だったようです。
そんな童磨が鬼になったのは、無惨に見出されたことがきっかけでした。
人間以上の力を得たいという欲望と、鬼の能力で自由に生きたいという願望から、鬼の道を選んだのです。
童磨がクズと呼ばれるのは、感情のない残虐な性格や、鬼女性を食べ物としか見ていないことが理由として挙げられます。
表向きは良く見せかけているものの、本当はウソだらけなのです。
童磨の過去と鬼になった理由を知ることで、その本質的なクズさが浮き彫りになりました。