リュー・リオンは【ダンまち】の中でも特に人気の高いキャラクターですが、ジャガーノートとの死闘や、それ以前にも幾度となく窮地に立たされてきました。
特にアニメ5期でアストレアレコードを発動したリューのシーンは、5期一番の見どころだと個人的に思っています。
この記事では、アニメで描かれたリューの危機的状況を振り返りつつ、原作におけるリューの生死、そしてその後の展開について深く掘り下げていきます。
さらに、リューの過去や、意外と知らないプチ情報もお伝えしていきます!

リューが死亡しそうになったシーンは3つある

リュー・リオンが死亡の危機に瀕した3つのシーンについて解説いたします。
この章で解説
- アストレア・ファミリア壊滅事件(5年前)
- ダンジョン37階層でのジャガーノート戦
- フレイヤ・ファミリアの監禁とヘグニ戦(1回目)
アストレア・ファミリア壊滅事件(5年前)
アストレア・ファミリアの壊滅は、リューにとって最も深い傷となった出来事です。
事件の経緯 | 詳細 |
---|---|
発端 | ルドラ・ファミリアによるダンジョン内での大規模破壊行動 |
結果 | ジャガーノート出現、ファミリア全滅 |
生存者 | リューのみ |
その後 | アストレアを都市外へ避難させ、闇派閥への復讐を開始 |
ジャガーノート戦では、リュー以外の団員が全員死亡し、リューも瀕死の状態になりながらも生き残り、主神アストレアを都市外へ逃がしました。
その後、リューは復讐を誓い、27もの闇派閥組織を壊滅させることになります。
この行動により、8000万ヴァリスの懸賞金をかけられ、ギルドのブラックリストに載せられてしまいました。

もちろん冒険者の権利も剥奪されてしまいます。
関連記事:【ダンまち】アストレアは死亡した?生きてる?ファミリアのちょっとした疑問を解説
ダンジョン37階層でのジャガーノート戦
37階層での戦いは、リューの過去のトラウマと直面する死闘となりました。
戦闘状況 | 詳細 |
---|---|
戦闘場所 | ダンジョン37階層 |
敵 | ジャガーノート |
危機的状況 | トラウマによる恐慌、ベルが瀕死 |
闇派閥の残党「ジュラ・ハルマー」と再会し、ジュラの策略によりジャガーノートが出現したのです。
ベルとともに逃げようとするものの、猛攻により37階層まで落とされてしまいました。
二人は互いを支え合いながら、絶望的な状況を乗り越えていきます。
最終的に、リューは過去のトラウマを克服し、ジャガーノートを打ち倒すことに成功しました。
関連記事:【ダンまち】ジャガーノートの強さを徹底解説!アイズなら勝てるの?
フレイヤ・ファミリアの監禁とヘグニ戦(1回目)
フレイヤがベルを自分のものにしようとし、暴走を始めたときの話です。
出来事 | 詳細 |
---|---|
監禁のきっかけ | シルの正体がフレイヤと判明し、本拠地へ連行される |
監禁状況 | 地下室に閉じ込められ、呪詛の枷で脱出を封じられる |
監禁期間 | 約1週間 |
脱出の経緯 | ヘルンの手引きにより東側で騒ぎを起こして脱出 |
リューはフレイヤの本拠地にとらえられ、地下室に1週間監禁されることになります。
ただ、ヘルンの手引きにより結果として脱出することができました。
脱出後、フレイヤ・ファミリアの団員たちと戦いながら逃げ延びますが、ヘグニによって追い詰められてしまいます。
しかし、魅了の効果が解けたアイズの助けにより、命拾いをすることができました。
リュー・リオンの基本情報

リュー・リオンの基本情報について、以下の項目で詳しく解説いたします。
この章で解説
- プロフィール:年齢、種族、ファミリアなど
- ステータス(レベル別)・スキル・魔法
プロフィール:年齢、種族、ファミリアなど
リュー・リオンは、オラリオを代表する実力者の一人です。
基本情報 | 詳細 |
---|---|
年齢 | 21歳 |
身長 | 165cm |
種族 | エルフ |
二つ名 | 疾風(しっぷう) |
CV | 早見沙織 |
所属変遷 | アストレア・ファミリア → 豊穣の女主人 → ヘスティア・ファミリア |
かつては【アストレア・ファミリア】の有力メンバーとして活躍していましたが、ファミリアが壊滅した後、シルに救われ『豊穣の女主人』で働くことになりました。
今までの死闘を繰り広げる中で、ずっとレベル4だったのは、ある意味、縛りプレイのようなものでしたね。
性格は謹厳実直で、必要以上に喋らない性格ですが、心根は優しく正義感が強い女性です。
ステータス(レベル別)・スキル・魔法
- リューのステータス
項目 | Lv.4 | Lv.6 |
---|---|---|
力 | D587 | I45 |
耐久 | D501 | I25 |
器用 | S935 | I97 |
敏捷 | S954 | H100 |
魔力 | S900 | I71 |
疾風と言われるだけあって、敏捷の能力が非常に高いですね。
- リューのスキル
- 妖精星唱:魔法効果増幅(夜間はさらに強化)
- 精神装填:精神力で攻撃力強化
- 疾風奮迅:速度に応じて攻撃力上昇
- 正義継巡:同神血の眷族のスキルと魔法を強化
- リューの魔法
魔法名 | 詠唱式 | 効果 |
---|---|---|
ルミノス・ウィンド | 【今は遠き森の空。無窮の夜天に鏤む無限の星々。愚かな我が声に応じ、今一度星火の加護を。汝を見捨てし者に光の慈悲を。来れ、さすらう風、流浪の旅人。空を渡り荒野を駆け、何物よりも疾く走れ——星屑の光を宿し敵を討て】 | 風・光属性の広域攻撃魔法。緑風を纏った無数の大光玉を生成し広範囲に放つ |
ノア・ヒール | 【今は遠き森の歌。懐かしき生命の調べ。汝を求めし者に、どうか癒しの慈悲を】 | 回復魔法。森林地帯で使用すると効果が増強される。即効性は低いが傷も治癒可能 |
アストレア・レコード | 【使命は果たされ、天秤は正される。秩序の砦、清廉の王冠、破邪の灯火。女神の名のもとに、天空を駆けるが如く、この大地に星の足跡を綴る。正義は巡る】 | アストレア・ファミリア十人の魔法を継承・使用可能。詠唱時に半径5Mの結界「星の正域」を展開 |
リューリオンの過去は?

リューはなぜオラリオに来たのか?どんな過去があったのか?
そんな疑問を解説します。
この章で解説
- 故郷を離れ、オラリオへ(11歳)
- アストレア・ファミリア時代(~5年前)
- 豊穣の女主人での生活と冒険者復帰
故郷を離れ、オラリオへ(11歳)
リュー・リオンは「リュミルアの森」で生まれ、幼少期から戦士としての教育を受けました。
エルフの里は他種族との交流を拒絶し、排他的な価値観を持っていたのです。
エルフ族の特徴 | 内容 |
---|---|
容姿 | 端麗で高潔 |
性格 | 潔癖で排他的 |
習慣 | 認めた者以外との接触を拒否 |
他種族への態度 | 蔑視と拒絶 |
11歳のリューは、獣人族を「醜い」と蔑む同胞たちを見て深い疑念を抱くことになります。
「目の前の世界が歪んでいる」と感じた彼女は、星空の広がる真夜中、エルフという束縛から逃れるため故郷を後にしました。
アストレア・ファミリア時代(~5年前)
オラリオでアリーゼ・ローヴェルと出会い、アストレア・ファミリアに入団したリューは、わずか3年でLv.4に到達する天才的な成長を遂げました。
「疾風のリオン」の二つ名で呼ばれ、闇派閥との戦いで活躍します。
しかし5年前、ルドラ・ファミリアの策略により、ダンジョン内で大規模な破壊が引き起こされ、破壊の化身「ジャガーノート」が出現したのです。
アストレア・ファミリアは壊滅的な被害を受け、リューだけが生き残ることになりました。
主神アストレアを都市外へ逃がした後、闇派閥への復讐を開始し、27もの組織を壊滅させましたが、その代償として冒険者の資格を剥奪されてしまいます。
関連記事:【ダンまち】アリーゼの正体や過去は?最期、リューへの想いと真実の選択とは
豊穣の女主人での生活と冒険者復帰
重傷を負って倒れていたリューは、シル・フローヴァに救われ、酒場「豊穣の女主人」で働き始めることになりました。
時期 | 出来事 | 変化 |
---|---|---|
救出直後 | 生きる気力を失う | シルとの出会い |
酒場勤務 | 平穏な日々 | 心の傷を癒す |
ベルとの出会い | 戦士の心を取り戻す | 新たな希望 |
派閥大戦前 | アストレアと再会 | Lv.6に到達 |
ベル・クラネルとの出会いを機に、徐々に戦士としての心を取り戻していきます。
ダンジョン37階層でジャガーノートと決着をつけ、派閥大戦ではアストレアレコードを習得して華々しい活躍を見せました。
そして、派閥大戦前にアストレアと再開し、レベル6へと至ります。

派閥大戦ではアストレアレコードを発動し、胸熱な戦いを繰り広げることになりました。
リュー・リオンは派閥大戦後はどうなる?

リュー・リオンの派閥大戦後の動向について、以下の3つの重要な変化がありました。
この章で解説
- レベル4→6に到達
- ヘスティア・ファミリアへの正式加入
- リュー・アストレアに名前変更
レベル4→6に到達
派閥大戦前ではありますが大事なことなので。
フレイヤ・ファミリアとの派閥大戦の直前、主神アストレアのもとを訪れ、Lv.4からLv.6への連続昇格を果たすことになります。
項目 | 詳細 |
---|---|
昇格前 | Lv.4 |
昇格後 | Lv.6(連続昇格) |
新魔法 | アストレア・レコード |
外見変化 | 髪を金髪に戻す |
この昇格により、新たな魔法【アストレア・レコード】を習得し、かつての仲間たちの魔法を継承できる能力を手に入れました。
さらに、髪の色を元の金髪に戻すことで、過去との和解と新たな決意を示すのです。
派閥大戦でのヘグニ戦
旅を終えた
リューが言っていた言葉です。
「なんの旅?」と思う人もいると思いますので、言葉の意味をちょっと解説します。
この旅とは「正義を見つける旅」でした。
過去にアリーゼ達から正義を託されたリューは、迷子になってしまっていた。
しかし、ベルと出会い、気づき、学び、派閥大戦前にリュー自身の正義を見つけた。
そして「正義を探す旅を終えた」のでした。
「正義は巡る」かつての旧友、アーディに言われた言葉があり、ベルとの出会いがあったからこそ辿り着いた答えだったのです。

そして派閥大戦では、リューがベルに告白するシーンがありますね。
原作ネタバレになりますが、その後告白の返事はどうなったのか?気になる方は以下の記事をご覧下さい。
関連記事:【ダンまち】リューがベルに告白?返事は?可愛いシーンを振り返る
ヘスティア・ファミリアへの正式加入
派閥大戦の終結後、リューは重要な決断を下すことになります。
アストレアと二代目アストレア・ファミリアをゾーリンゲンまで送り届けた後、ヘスティア・ファミリアへの正式加入を決意しました。
ヘスティアたちからも快く迎えられ、改宗して正式なメンバーとなります。
ただし、豊穣の女主人も大切な場所として、ファミリアの活動がないときは引き続き臨時お手伝いとして働くことになりました。
リュー・アストレアに名前変更
リューは新たな名前で冒険者としての再出発を果たすことになります。
ギルドの記録上、「【疾風】のリオン」は死亡扱いとなったため、新しい冒険者名が必要となりました。
変更前 | 変更案 | 最終決定 |
---|---|---|
リュー・リオン | リュー・クラネル(却下) | リュー・アストレア |
当初は「リュー・クラネル」を希望しましたが、ヘスティアの怒りを買い断念せざるを得ませんでした。
最終的に、敬愛する元主神の名を借りて「リュー・アストレア」として新たな一歩を踏み出すことになります。
リューに関する意外と知らないプチ情報
リューの知られざる一面について、以下の項目で詳しく解説いたします。
この章で解説
- 実は「ポンコツエルフ」
- 「手を握れる相手」が運命の人?
- 恋愛観がエルフの中でも異常
- ギルドに「リュー・クラネル」で登録しようとして怒られる
- 実はアイズと共通点が多い
- リューがアニメ5期でベルに告白していたけど、結果どうなるの?
【まとめ】リュー・リオンの死亡危機と成長の軌跡
時期 | 出来事 | 結果 |
---|---|---|
5年前 | アストレア・ファミリア壊滅事件 | 瀕死から生還、復讐の道へ |
ダンジョン37階層 | ジャガーノート戦 | ベルと共に勝利、トラウマ克服 |
派閥大戦前 | フレイヤ・ファミリアによる監禁 | 脱出成功、Lv.6へ昇格 |
リュー・リオンは、アストレア・ファミリアの壊滅という悲劇を経験し、復讐の道を歩んだエルフの戦士です。
ダンジョン37階層でのジャガーノート戦では、ベル・クラネルと共に死闘を繰り広げ、かつてのトラウマを克服しました。
フレイヤ・ファミリアとの戦いでは、監禁や拷問を受けながらも生還し、前代未聞のLv.4からLv.6への連続昇格を果たしました。
その後、ヘスティア・ファミリアに正式加入し、「リュー・アストレア」として新たな冒険者人生をスタートさせています。
厳格な性格の一方で「ポンコツエルフ」と呼ばれる意外な一面も持ち合わせ、特にベルとの関係を通じて人間的な成長を遂げています。
