【ダンまち】アステリオスの正体とベルとの因縁｜右腕だれ切った？強さも徹底解説

実は、ベルと深い因縁で結ばれた最強のモンスターなんであり、オッタルに叩きあげられた存在なのです。

アステリオスがベルと再戦を願うのは、純粋な戦いを憧れるだけでなく、前世からの繋がりがあったのです。

アイズに右腕をぶった切られながらも、ギルドからレベル7相当の実力と認められた持つ彼の物語は、ダンまちの核心部分といえます。

改めて、本記事では以下の内容を解説しますね！

アステリオスの謎に迫ることで、ダンまちの物語がより一層面白くなることでしょう。

アステリオスの正体と過去【ダンまちの最強モンスターを徹底解説】

アステリオスの正体と過去について、詳しく解説していきましょう。

フレイヤの指示でオッタルが「ミノタウロス」を育てる

かつてベルがボコられたミノタウロス。ベルにとってかなりのトラウマになったんですよね。

フレイヤはオッタルに、ベルのトラウマ克服のための舞台を準備するよう命じました。

このミノタウロスは、ベルのレベル2への昇華のきっかけとなる存在でした。

オッタルは片角のミノタウロスを特別に鍛え上げ、ベルとの直接対決の舞台を準備したのです。

実は、ダンまち自体が作者がこのミノタウロスとの戦いを書きたいと思ったことがきっかけで生まれた作品なのです。

ベルに敗北しミノタウロスの異端児（ゼノス）として転生

ミノタウロスは、ベルとの激闘の末に敗北を喫しました。

その後、このミノタウロスは異端児（ゼノス）として生まれ変わり、アステリオスとなります。

異端児は通常のモンスターとは異なり、人間と同じような知性や感情を持つ特殊な存在です。

アステリオスは異端児の中でも新参者でしたが、その実力は群を抜いていました。

スポンサーリンク

右腕を切り落としちゃったのは「アイズ」

具体的な経緯は以下の通りです。

1. ロキ・ファミリアとの戦闘でアイズに右腕を切断される
2. フェルズとヘルメス・ファミリアの助けで逃亡
3. ダンジョンに帰還後、フェルズが治療を行う
4. 仲間たちが回収していた切断された腕も治療により元通りになる

アステリオスは驚異的な戦闘能力を持っていて、ロキ・ファミリアの上級冒険者3人と互角に戦えるほどの実力者なのです。

しかし、アイズとの戦いで右腕を切断されてしまいました。

後にフェルズによって治療を受け、右腕は完全に回復しました。

アイズの実力は確かに高いものの、この時のアステリオスは疲労が蓄積していた状態だったことも付け加えておく必要があります。

ベルと再度戦うことを胸に日々鍛錬中

アステリオスはベルとの再戦を強く望んでいます。

この願いは憎しみや怒りからではなく、純粋な戦いへの憧れから生まれているのですね。

ベルは彼にとって、全てをかけて戦える唯一無二の存在となっています。

現在のアステリオスの脅威度はレベル7相当とされ、オラリオでも最強クラスの実力を持っているのです。

ベルとの再戦に向けて、さらなる強さを求めて鍛錬を続けていますね。

スポンサーリンク

アステリオスの圧倒的な強さ【レベル6以上と互角の実力】

アステリオスの驚異的な戦闘能力について、以下の観点から詳しく解説しましょう。

ラビュリス（両刃斧）を使った圧倒的戦闘センス

アステリオスの両刃斧は、彼の怪力に耐えられる特別な武器なのです。

低い声音と静かな語調から武人を思わせる戦闘スタイルを持ち、相手が強ければ強いほど戦闘を楽しむ特徴がありますね。

戦闘狂の一面がありながらも、弱者には手加減を施し、約束通り人間は殺さないという信念を持っています。

手加減をしているにもかかわらず、相手は生きているかどうかわからないほどの圧倒的な力を見せつけるのです。

ティオナ、ティオネ、ベートを相手にして互角の戦い

アステリオスは雷雷丸を使用して、ロキ・ファミリアの精鋭3人（ティオナ、ティオネ、ベート）と互角の戦いを展開しました。

ベートの特殊な防具でも防ぎきれないほどの威力を持つ攻撃を繰り出しているのですね。

アイズに右腕を切断されるまで、ロキ・ファミリアの幹部たちを圧倒し続けていたのです。

最後は、フィン、ガレス登場で敗北まで追い詰められ逃亡します。

ギルドから「推定レベル7」と言われている

ギルドはアステリオスの脅威を推定レベル7と認定したのです。

この評価は、レベル5のディックスを瞬殺し、レベル6の冒険者たちと互角以上に渡り合える実力を示したことが根拠となっているのです。

咆哮だけでレベル3以下の冒険者を戦闘不能にできる特殊能力も持っていますね。

スポンサーリンク

穢れた精霊戦で見せた圧倒的破壊力

アステリオスは精霊の分身（デミ・スピリット）との戦いで圧倒的な力を見せつけました。

フレイヤ・ファミリアの幹部とアステリオスだけが、穢れた精霊と真正面から戦えた実力者だったのです。

オッタルと並んで、精霊の分身を一撃で倒すという偉業を成し遂げていますね。

60階層でロキファミリア率いる派閥連合が『穢れた精霊』相手に壊滅した後、ラウル達生存者を地上に逃がすためにモンスターの足止めをしてました。

何ていいやつ。

実はアステリオスになってから3か月しか経ってない（伸びしろしかない）

アステリオスは異端児として生まれてからわずか3ヶ月しか経っていません。

アイズたちの推察では、その実力は未だ成長途中で、さらに強くなると判断されているのですね。

力も技もまだまだ向上する余地があり、現在の実力でもオラリオ最強クラスという事実は、その潜在能力の高さを物語っているのです。

スポンサーリンク

アステリオスとベルは前世から関係があった

前世から現世まで続く、アステリオスとベルの深い因縁について解説しましょう。

前世での出会い

前世	現世	特徴
ミノス将軍	アステリオス	雷公の異名を持つ守護者
アルゴノゥト	ベル・クラネル	始まりの英雄
アリアドネ	アイズ	道標となる存在

アルゴノゥトの登場以降、多くの英雄たちが生まれ、「英雄時代」が幕を開けたのです。

当時の英雄譚では「多くの人々に騙されながら、なし崩し的に猛牛を倒して英雄になってしまった滑稽な少年の物語」として伝えられていますね。

しかし、最近発見された王都の遺跡から「アルゴノゥト」の原典が見つかり、その内容は現在伝わる物語とは大きく異なることが判明しました。

死闘の経緯

アルゴノゥトは当時「雷の精霊」の加護を受けていましたが、ミノス将軍の方が圧倒的に強く、勝てる見込みはなかったのです。

アリアドネ王女の助けを借りて戦うものの、アルゴノゥトは視力を失うほどの重傷を負いますね。

それでも戦い続けた結果、二人は互いを「最強の好敵手」として認め合うようになりました。

この戦いの様子は、現代のベルとアステリオスの戦いと多くの共通点を持っているのでしょう。

最期の約束

ミノス将軍は討たれる直前、アルゴノゥトから「生まれ変わり、次にまた巡り合った時、今度は一対一で決着をつけよう」という約束を受けます。

この約束を聞いたミノス将軍は笑みを浮かべ、雷哮のような雄叫びを上げながら消滅したのですね。

この約束は数千年の時を超えて、現代のベルとアステリオスに引き継がれることになるのです。

現世での因縁

ベルのスキル「英雄願望（アルゴノゥト）」は前世の名前を冠しており、「闘牛本能（オックス・スレイヤー）」はアステリオスとの死闘の中で発現しました。

アステリオスは生まれた時から「夢の中で見た人間との再戦」を願い続けており、この「夢」は前世の記憶の名残だったのですね。

二人は「運命の糸で結ばれた」特別な関係として描かれ、その絆は前世からの約束によって強く結ばれているのです。

アステリオスとベルの再戦はあるか？

現在の戦績は1勝1敗で並んでおり、アステリオスは最後の戦いで「次こそは決着をつけよう」とベルに告げていますね。

第11巻での激闘はアステリオスの勝利で終わりましたが、これは最終決戦ではなかったのです。

作者は本編3巻を書き終えた時点で、ベルの最大のライバルを猛牛に決めていたと語っています。

この二人の物語は、作者がミノタウロスとの戦いを書きたいと思ったことから始まった「ダンまち」の核心となる展開なのでしょう。

スポンサーリンク

【まとめ】アステリオスの正体と強さ、ベルとの因縁を解説

項目	内容
正体	ベルと戦った片角のミノタウロスの転生体
強さ	推定レベル7、オッタルと同等の実力
右腕	アイズとの戦いで切断、フェルズの治療で回復
前世	ミノス将軍（ラクリオスの守護者）
現在	ベルとの再戦を願い、日々鍛錬中

アステリオスは、フレイヤの指示でオッタルが育てた特別なミノタウロスが異端児として転生した存在です。

ベルとの初戦で敗北した後、黒鉛の迷宮で異端児として生まれ変わり、オッタルから学んだ戦闘技術を活かして強大な力を身につけました。

ロキ・ファミリアの精鋭たちと互角に戦える実力を持ち、穢れた精霊との戦いでもその力を証明しています。

実は前世ではミノス将軍として、ベルの前世アルゴノゥトと死闘を繰り広げた因縁があります。

現在は1勝1敗で並んでおり、最終決戦での決着が期待されています。

生まれてからわずか3ヶ月という短期間でここまでの強さを持つアステリオスは、さらなる成長の可能性を秘めています。